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ネズミ駆除の簡単なやり方・方法ってあるの?自分で行うネズミ駆除
- ネズミ駆除の豆知識
- 2019.08.04
「自宅に突然ネズミが現れて何をすれば良いのだろう」
「ホームセンターに行ったもののネズミ駆除グッズがたくさんあってわからない」
上記のお悩みを持たれている方が非常に多いです。
ネズミが一匹で、業者に依頼するほどではないけれど、どのネズミ駆除グッズを購入すれば良いのか、またできるだけ簡単にネズミを駆除する方法を知りたいという声が弊社にも寄せられています。
ここでは、ネズミ駆除の専門業者である弊社がネズミ駆除の簡単なやり方について解説します。
本記事では、ネズミ駆除がはじめてという方にもおすすめのネズミ駆除方法をご紹介しますので、自分でネズミ駆除を検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
ネズミ駆除のやり方の流れと基本
ネズミは私たちが思っているよりも警戒心の強い生き物です。まだ自分でネズミ駆除をやったことがないという方は、まずネズミ駆除の正しいやり方の流れと基礎知識について身につけましょう。
ネズミ駆除の第一歩は侵入口封鎖から
ネズミは床下や排水溝、配管、外壁のひび割れなどの隙間から住宅に侵入します。侵入する主な目的は、巣作りやエサの確保などです。
ネズミ駆除において第一歩は、ネズミの侵入口を封鎖しましょう。これは、ネズミ駆除業者でも個人でやる場合でも一緒です。
侵入口を塞がなければ、一時的にネズミを駆除したとしても、また次のネズミが侵入してしまいますよね。
侵入口封鎖の方法ですが、ホームセンサーやネットショップで市販されている「防鼠(ぼうそ)金網」というものがあります。
防鼠金網は設置場所に合わせて形を折り曲げることが可能で、多くは折り曲げやすい「ソフトタイプ」と頑丈な「ハードタイプ」があります。
ネズミの種類によっても異なりますが、ハツカネズミや小ネズミなどは、隙間が1.5cmほどでも住宅に侵入する恐れがありますので、まずは防鼠金網を使用して侵入口を封鎖してください。
侵入口がわからないという場合には、東京都目黒区役所のホームページ上に、ネズミの侵入口となりうる箇所の統計が掲載されていますので参考にしてみると良いでしょう。
<室内への要注意箇所の件数と割合>
室内への侵入口 | 指摘した割合 |
流し台まわり | 33.9% |
壁・床の穴・隙間 | 15.9% |
かまち下(玄関土間の奥) | 15.3% |
エアコン裏(配管穴) | 13.2% |
配電盤(ブレーカーボックス) | 12.7% |
長押(なげし)の内側 | 9.7% |
押入れの中 | 7.5% |
ネズミ侵入口封鎖が完了したら罠の設置へ
ネズミ駆除において侵入口を封鎖した後は、いよいよ罠の設置です。実は、この罠の設置がもっとも面倒で難しい作業となります。
というのも、当てずっぽうで罠を設置してもネズミはたやすく捕まる生き物ではありません。
学習能力があり、基本的に怪しいと思った罠へは近づかない性質を持っているからです。
まずは危険がないかどうか様子をみて、問題がない場合には「毒エサを食べる」、「罠の上を歩く」という行動をとります。
まずは、ネズミが出現した箇所の四隅に罠を設置してください。ネズミは警戒心の強い生き物で、堂々と部屋の中心を歩くということはありません。
四隅を中心に行動し、エサを確保します。
1週間が経過しても罠にネズミがかかっていない場合には、罠の配置や場所を工夫しましょう。
ネズミ駆除の簡単なやり方・方法について徹底解説!
それでは本記事の本題であるネズミ駆除の簡単なやり方や方法について解説していきます。
ネズミの数が多い場合には燻煙タイプの忌避剤を使用
ネズミの侵入口を設置する前に、最初からネズミの数が多いことがわかっている場合には「燻煙タイプの忌避剤」を使用して、一定数のネズミを追い出す必要があります。
燻煙タイプの忌避剤は、ネズミの数が多い場合や、はじめからネズミの居場所がピンポイントでわかっている場合、ネズミが家に住み着いて数ヶ月が経過している場合には有効です。
最大のメリットは、一度の使用で多くのネズミを追い払えるということでしょう。
燻煙タイプの忌避剤のデメリットとしては、事前に家を締め切り、ペットや小さいお子様がいらっしゃる場合には、燻煙剤が届かない場所に退避させる必要があります。
また、燻煙剤の煙によって、AV機器や家具などが故障しないよう事前に移動しなければなりません。
ネズミの場所がピンスポットならスプレータイプの忌避剤を
燻煙タイプは、部屋全体に作用する忌避剤ですが、たとえばトイレにのみネズミが現れる、床下の隙間から侵入しているなど、あらかじめピンスポットにネズミの居場所がわかる場合には、スプレータイプの忌避剤がおすすめ。
スプレータイプの忌避剤は、効果が「3〜6時間」と長続きはしないものの、一時的にでもネズミを追い払うことができれば、その後で侵入口を封鎖して、ネズミ自体をシャットアウトできますよね。
また、スプレータイプであれば通常の燻煙剤が使用できない食器棚の隙間や冷蔵庫の裏であっても使用できます。
侵入口封鎖と市販の罠で効率よくネズミ駆除
燻煙タイプやスプレータイプの忌避剤で一定数のネズミを追い払った後は、冒頭でもお伝えした通り、侵入口を封鎖します。
侵入口を封鎖することによって、これ以上外部からネズミを侵入させずに済み、室内に残されているネズミを効果的に駆除できます。
もちろん最初から、ネズミが1〜2匹で少ない場合には、いきなり侵入口封鎖をしてしまっても問題ありません。
侵入口を封鎖後は、市販の罠を使用して駆除をします。
市販の罠ですが、粘着シートや毒エサをおりまぜながら設置すると効率良い駆除につながります。
たとえば、急に粘着シートを部屋の四隅に設置しても、見慣れないものが現れたことにより、ネズミの警戒心は高まります。
粘着シートを四隅にしきつめるのではなく、まずは毒エサだけでネズミを引きつけ、ネズミの警戒心を少しずつとった後、粘着シートを徐々に設置すると効果的です。
まとめ
ネズミ駆除を自分で行う場合の簡単なやり方・方法についてご紹介して参りました。
ネズミ駆除において大切なことは、個人でも専門業者でも変わりはなく、まずはネズミの被害や数を把握します。
その上で、燻煙タイプやスプレータイプの忌避剤で最低限ネズミを自宅から追い出し、侵入口を封鎖。
侵入口を封鎖した後は、罠や毒エサを使用して本格的な駆除を行います。ぜひ、本記事のやり方を参考にネズミ駆除を行ってみてください。
また、どうしてもうまくネズミ駆除が実施できない場合には、ネズミ駆除の専門業者に依頼しましょう。
業者ならではという専門的な知識や技術をもって、ネズミの行動パターンを分析し、最適な場所に罠や毒エサを設置できますし、ネズミの総数が多い場合でも適切に対応可能です。
弊社は、ネズミ駆除の専門業者として9時〜18時までに連絡を頂ければ即日対応も可能でございます。
また、時間外であってもできる限り対応して参りますのでお気軽にお申し付けください。
ネズミの出張診断やお見積もりは無料で承っております。