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ネズミが増えると発生する健康被害とは?
- ネズミ
- 2019.02.01
アニメでは、可愛らしいキャラクターとして描かれることも多いネズミですが、現実には「害獣」の一種として扱われています。害獣と言うからには、さまざまな被害をもたらすのですが、中でも「健康被害」は大きな影響を及ぼす被害です。そこで、ネズミが増えることで発生しやすい健康被害について解説します。
ネズミ本体がもたらす健康被害
まずは「ネズミ本体がもたらす健康被害」です。ネズミは、不衛生な環境を好む性質があり、体には多数の病原菌が付着しています。日常生活では触れることの少ない病原菌が家の中を縦横無尽に走り回っているのと同じことなので、ネズミの通った場所には多数の病原菌が存在することになります。
これは,ネズミがかじった物も汚染するという点も問題です。ネズミがかじった食材を食べることで食中毒を起こしたり、人体を直接噛みつかれることにより感染症や靭帯裂傷などの健康被害をもたらします。
さらに、ネズミ本体による健康被害はネズミが死んだ後にも及びます。殺鼠剤や罠、その他の理由により家の中で死んだネズミは腐敗し、病原菌の感染源として残り続けます。また、悪臭などの被害ももたらし、精神的なダメージも少なくありません。
ネズミに付着している生物による健康被害
次に「ネズミに付着している生物による健康被害」です。ネズミは病原菌の他にもダニやノミなどの小さな有害生物に寄生されています。前述のとおりネズミは家中を走り回るため、寄生しているダニやノミの卵が家中に散らばります。その結果、ダニやノミによるアレルギーや感染症などの健康被害をもたらすのです。
ネズミの糞尿による健康被害
次は「ネズミの糞尿による健康被害」です。ネズミは本体や寄生生物だけでなく、その糞尿にも数多くの病原菌が存在しています。ネズミは家中を移動しますが、ネズミの習性として「移動しながら排尿する」という点が問題です。家中を動き回る中で病原菌を含む尿を垂れ流されるので、健康被害の拡大が起こりやすくなります。
経済被害などによる心因性の病気も懸念
ネズミが増えると、健康被害だけでなく「経済被害」ももたらします。家の柱や家具、ティッシュペーパーなどの物品をかじられ持っていかれ、家の中はボロボロになってしまいます。そのリカバリーにお金がかかるだけでなく、ネズミ被害が発生していることによるストレスも溜まれば、それが原因となって心因性の病気を引き起こす可能性も否定できません。