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飲食店はすぐにネズミ駆除を依頼すべき理由とは?
- ネズミ駆除
- 2018.12.20
ネズミによる被害はどこに発生しても問題ですが、中でも大きな問題になるのが「飲食店」です。そのためすぐにネズミ駆除を業者に依頼すべきなのですが、なぜ大きな問題になるのか理解しないとそれも難しいでしょう。そこで、飲食店がすぐにネズミ駆除を依頼すべき理由について解説します。
ネズミ発生による一般的な被害
飲食店に限らず、ネズミによる被害の発生は厄介です。一般的なネズミによる被害は以下のとおりです。
・衛生面の被害(ネズミが感染症の経路になる)
・安全面での被害(電線をかじられて漏電や火災、柱をかじられて倒壊のリスクを高める)
・精神的な被害(「ネズミがいる」という不安やストレス、不眠症やノイローゼなど)
・経済的被害(これらの被害の回復にかかる費用)
飲食店でのネズミ被害
飲食店でネズミ被害が発生すると、上記のリスクの他にも以下のリスクを抱えることになります。
・食中毒による営業停止のリスク
・SNS拡散による悪評被害
食中毒による営業停止のリスク
まずは「食中毒」です。前述のとおりネズミは病原菌を大量に抱えており、放置すれば人間への感染のリスクも充分に考えられます。また、ネズミは基本的に不衛生な場所を好むので、ネズミを好き勝手にさせてしまえば飲食店の衛生状態は著しく悪化します。
これらの被害、一般家庭であれば住人に被害が及ぶだけです。しかし飲食店の場合は不特定多数の来店客にも影響を及ぼすことになります。しかも場所が場所なだけに、食中毒というわかりやすい健康被害の形でデメリットが発生することになるのです。
飲食店で食中毒が発生した場合、食品衛生法の規定に基づいて行政処分がくだされます。行政処分の内容はケースごとに異なりますが、一定期間の営業停止処分のリスクを考慮しなければならないでしょう。
また、食中毒被害を被った来店客からは治療費や慰謝料の支払いを求められる可能性があり、営業停止処分による営業不可と合わせて経済的なダメージが大きくなります。
SNS拡散による悪評被害
もう一つの固有リスクは「SNS拡散による悪評被害」です。昨今、SNSの利用拡大に伴い、SNSを利用した情報拡散が大きな影響力を持つようになりました。SNSで良い噂が流れれば、いわゆる「口コミ」として集客につながります。
しかし、これにはマイナスの側面もあります。
「ネズミが出た!」とSNSで拡散されれば、多くの人にその飲食店が「ネズミが出る店」としてのイメージを植え付けられます。ある調査によれば、ネズミが出る店には二度と行かないと回答している人は、調査対象の9割に上るとされています。
その情報が半永久的にネット上に残ることになるのです。もはや、飲食店として続けていくことが不可能になるほどのダメージを受ける可能性も考えられます。