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ネズミ駆除には「ペットに害がない」ことも重要!

ネズミ駆除の豆知識
2019.03.25

家の中に野生のネズミがいる場合、繁殖や被害が拡大する前に駆除する必要があります。その際、あなたが「ペット」を飼っている場合には、そのペットに害がないことが重要になります。そこで、ペットに害がないネズミ駆除について解説します。

毒エサは設置場所と薬剤の選択が重要

まずは「毒エサ」です。オーソドックスな駆除方法でネズミを殺す効果も強いのですが、その影響はペットや小さなお子さんにも少なからず存在します。特に身体構造が似ているげっ歯類のペット(ハムスターなど)の場合、強い影響を受けることになります。

ペットに影響しないためには、まず「設置場所を工夫する」ことです。例えば室内で放し飼いにしているペットがいる部屋には絶対に設置しないようにしましょう。また、毒エサを設置した部屋にはペットを近づけないようにもします。

次に「設置時間を決める」ことです。夜行性のネズミは昼間に設置した毒エサには引っかからない可能性が高いです。そのため、ネズミが行動する夜間だけ毒エサを設置し、朝になったら回収することで毒エサの誤飲リスクを下げます。

さらに「薬剤の選択」も重要なポイントになります。殺鼠剤にはいくつか種類があり、強力な影響を与える薬剤は当然ながらペットや人体にも強い影響を与えます。万が一ペットが誤飲したときの影響を最小限に抑えるために、弱い薬剤の毒エサを使用することをオススメします。

超音波や燻煙剤はげっ歯類のペットに悪影響

次は「超音波」や「燻煙剤」の使用についてです。これらはネズミが嫌がる音や成分によってネズミを建物の外に追い出す方法であり、ネズミの死骸が発生しないので利便性が高い駆除方法です。また、人体やペットへの影響もほとんど無いため、安全性の高い駆除方法として知られています。

ただし、それはあくまでもネズミ以外の生き物に対しての話であり、ネズミの仲間つまりハムスターなどのげっ歯類には強い影響を与えます。もし、げっ歯類のペットを飼っている状況で超音波や燻煙剤を使用すれば、強いストレスを与えることになるでしょう。

また、昆虫を飼っている場合にも同様に注意が必要です。超音波や燻煙剤による駆除は選択しない方が良いでしょう。

同様の観点から「捕獲罠」も危険です。げっ歯類などのペットはケージに入れていても脱走することがあり、万が一捕獲罠にかかってしまったらそのまま死んでしまうケースも多いです。

ペットへの影響を考慮するには業者に依頼を

ペットへの影響を考慮しつつネズミ駆除をしたいのであれば、ネズミ駆除業者に依頼することをオススメします。その際、ペットがいることをあらかじめ知らせておけば、それを考慮した方法で駆除してくれるはずです。

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天田 聡

大手の害獣駆除会社を経て現職へ。Web担当ではありますが現場仕事も大好き。趣味は猫カフェ巡り。

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