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ネズミが発生する原因は何?ネズミ被害を増やさないために知っておきたいネズミ発生の理由について
- ネズミ
- 2018.12.20
ネズミが発生するのには、何かしらの理由があるはずです。ネズミ被害を発生させないためには、その原因をつきとめて、原因を無くしてしまうことが重要です。そこで、ネズミが発生する原因について解説します。
原因①「侵入経路が存在する」
まず、ネズミは無から生まれるわけではありません。ネズミが住み着いているということは、最低でも最初の数匹のネズミはどこからかやってきたということになります(後は繁殖したことが考えられます)。ネズミ発生の原因の1つ目は「侵入経路」が存在していることです。
ネズミはその習性から、開けた場所や遮るもののない場所を移動することは基本的にありません。なので狭い通路や物陰つたいに移動します。例えば以下の侵入経路が考えられます。
・通気口
・電線導入部の隙間
・閉じていない換気扇
・配管と壁貫通部の隙間
・戸袋
・ひさしの下の隙間
・基礎と建物の隙間
・壁のひび割れや穴などの隙間
こうした箇所を放置していると、仮にネズミ駆除しても再侵入されて元の木阿弥です。ネズミ駆除を自力で実施する場合には、現状のネズミ問題を解消した上で、これらの侵入経路になりそうな箇所を完全にシャットアウトしてしまう必要があります。
原因②「食料が存在する」
ネズミも生き物ですから、生きていく上でさまざまな要素が必要になります。その一つが「食事」で、これを欠かせば弱って最終的に死んでしまいます。ネズミ発生の2つ目の原因として「食料」の存在が挙げられます。
食料を入手しやすい場所は、ネズミにとって都合の良い場所です。繁殖する場所にするにしても、食料を得やすい場所であれば好んで居座ります。逆に言えばネズミの餌となるような食料が無ければネズミは飢えて死んでしまいますので、あまり好んで居つかなくなるでしょう。
原因③「ネズミにとって住みやすい環境である」
ネズミ被害が発生するということは、そこにネズミが存在しているということです。なぜネズミがいるのかと言えば、生活の場所にしているからです。ネズミ発生の原因の3つ目は「ネズミにとって住みやすい環境である」ことです。
言い換えれば「ネズミが『巣』を作りやすい環境である」ということです。冬場でも暖かく、巣を作るための材料を得やすい場所をネズミは好みます。屋根裏など家屋内であれば冬場でも暖かいでしょうから仕方ないにしても、巣材となるようなものをネズミに盗られないように工夫することは可能です。整理整頓をきちんと行い、巣材として奪われないようにしましょう。