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ねずみ被害の代表的な種類一覧!損害賠償に発展するケースも

ネズミ駆除の豆知識
2019.05.27

ねずみが住宅や店舗に入り込むことで、衛生的な被害や健康的な被害、さらには安全面への被害などさまざまな被害をもたらします。

ねずみは基本的に、ドブや湿気の多い環境に生息し、多くの病原菌を持っています。万が一、ねずみから感染症を発症してしまうと、大変な事態に。

衛生的な被害だけでなく、ねずみの歯によって、ケーブルや配線を噛まれてしまうと漏電や火災などの二次災害につながることも。

ここでは、ねずみ駆除において長年の実績のある弊社が、実体験もまじえながらねずみ被害の代表的な種類についてご説明します。

中には、ねずみの被害によって損害賠償に発展するケースもありますから、早急な駆除が必要です。

ねずみによる被害の代表的な種類とは?

ねずみが室内に侵入したことによる代表的な被害の種類は、以下の4つに分けられます。

  • ①衛生的な被害
  • ②経済的な被害
  • ③精神的な被害
  • ④安全面の被害

 

それでは、1つずつみていきましょう。

ねずみによる衛生的な被害とは

冒頭でもお伝えしましたように、ねずみは排水溝や配管、下水、ゴミ置場など非常に衛生上良くない環境に生息していることが多いです。

そのため、ねずみには非常の多くの病原菌がおり、ひとたび室内に侵入すると病原菌も一緒に連れてきてしまいます。

ねずみの通り道となったところは、病原菌が付着してしまいますし、ねずみはノミやダニを飼っている場合もありますから、それらを通してウイルスが媒介することもあります。

ねずみがご自宅で発生した場合には、ねずみ駆除業者に依頼した方が良いのは、これらのねずみ駆除後の室内の消毒や殺菌も行ってくれるためです。

以下が、ねずみが持つ病原菌によって引き起こる病気の一部です。見ているだけで非常におそろしいことがわかります。

ねずみが持つ病原菌によって引き起こる病気例

病名 症状等
サルモネラ症 嘔吐、腹痛、下痢を引き起こす。いわゆる食中毒の症状で、特にお子様や高齢の方は重症化する恐れがあります。
E型肝炎 ウイルス性肺炎の一種。妊娠中に感染すると重症化し、致死率も20%に達します。対応するワクチンがなく、治療法が確立されていません。
鼠咬症 ねずみに噛まれたことによって感染します。噛まれた箇所から、炎症を引き起こし、高熱や震えがくる場合も。
腎症候性出血熱・ハンタウイルス肺症候群 ねずみの排泄物を通して感染するハンタウイルスによる病気。高熱、頭痛、腎不全、臓器による出血が起こります。
レプトスピラ症 ねずみの排泄物から感染し、発熱や倦怠感などが起こります。重症化すると死に至ることも。

 

このように、ねずみが持っている病原菌に感染すると、さまざまな病気を発症するリスクが高まります

また、ねずみの排泄物も非常に危険ですので、ご家庭でねずみ駆除をする際は、間違っても素手で触ることがないよう完全防備で行い、消毒を徹底しましょう。

ねずみによる経済的な被害とは

ねずみによる被害は、衛生上だけのものではありません。ねずみは非常に長く鋭い前歯を持っているため、その前歯で家財道具などを噛んでしまいます。

これは、ねずみの前歯が常に成長を続けているため、何かで削らないといけないという理由があるからです。

たんすや柱だけでなく、配線やときとしてパイプなども噛んでしまうため、経済的に商品が使えなくなってしまったなどの報告があります。

また飲食店の場合には、衛生上の問題から、品物や材料を破棄しなければならず、その被害額が甚大な域に達する場合も。

そのほかにも、ねずみが原因で食中毒になってしまったということもあり、この場合は行政処分を受けて営業停止になることもあります。

ねずみによる被害は、経済的にも深刻ですから、一刻も早い駆除が必要です。

ねずみによる精神的な被害とは

ねずみは、基本的に夜行性で日没後から夜明け前にその活動がピークに到達します。

その関係で、夜就寝後に天井から物音がするなどの事態となり、ねずみが発する騒音から夜も眠れないという場合も。

また、ねずみが夜な夜な至るところに糞や尿をしていると思うと、不安で病気になりそうという方もおられます。

このような理由から、ねずみの駆除を後回しにしてしまうと、精神的にも悪影響を及ぼしますから、注意が必要です。

早急にねずみ駆除業者に駆除の依頼をしましょう。

ねずみによる安全面の被害とは

ねずみの歯は、生きている限り伸び続けます。その関係で、常に何かを歯で削っていないといけません。

木材を材料とする家具や柱、家財道具が被害にあうことはもちろんのこと、電線やケーブルまでかじってしまい漏電や火災に発展することもあります。

東京消防庁による統計によると、毎年20件程度のねずみ関連火災が発生しているそうです。

直接的に、ねずみがケーブルを噛んでしまった場合だけでなく、受変電設備の中へねずみが侵入し事故につながるというケースも報告されています。

また、アパートなどの場合に住民からねずみの苦情の対策を求める要望を出したにもかかわらず、大家さんなどが対策を全く講じない場合には、損害賠償請求の対象になる場合もありますから、早急な対応が必要です。

まとめ

ねずみが発生すると、今回ご紹介したように、健康面や安全面、経済面、精神面に多大な影響を及ぼします。

ねずみは、繁殖能力も高く一度繁殖してしまうと、どんどん増えてしまいますから、被害が拡大しないうちに迅速に対応しましょう。

ねずみの侵入口はどこか、どれくらいの被害が発生しているのかなど、専門業者でしかわからないこともあります。

そのような場合には、ぜひ弊社にもお声かけください。ねずみ駆除の専門家として全国に営業所があり、出張診断やお見積もりは無料で対応させて頂きます

相見積もりのご相談も、ぜひお気軽にお申し付けください。

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渡辺智

ネズミメンテナンスの記事担当。 もともとIT企業でバリバリホームページ等を制作していたが体調壊して転職。現在はネズミメンテナンスのWeb周り全般を管理しています。 好きなものはお酒。

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