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ねずみが媒介する病気とは?その種類と原因について解説します!

ネズミ駆除の豆知識
2019.05.27

ねずみは普段、下水や排水管、倉庫、池の周辺など非常に不衛生な場所に生息しています。

そのため、ねずみの体内には多くの病原菌が潜んでおり、ときとしてそれは人間にも大きな脅威となります。

ここでは、ねずみが媒介する病気についてその種類と原因について解説します。

これまで自宅に発生していたねずみをご自身で駆除していた場合でも、ぜひねずみが媒介する病気について知って頂き、駆除の際にはプロのねずみ業者に依頼するなど注意してください。

ねずみが媒介する代表的な病気一覧表!

ねずみは、非常に不衛生な環境で過ごすことが多く人間にとって危険な病原菌も数多く存在しています。

ここでは、ねずみを媒介とする代表的な病原菌について、一覧表でご紹介します。

病原菌 病名
ハンタウイルス 腎症候性出血熱・ハンタウイルス肺症候群
サルモネラ菌 食中毒・腸チフス・パラチフス
レプトスピラ菌 レプトスピラ症
ツツガムシリケッチア ツツガムシ病
E型肝炎ウイルス E型肝炎
ペスト菌 ペスト

 

このように、ねずみが媒介する病気にはさまざまなものがあり、どれも感染すると重篤な症状に陥る場合があるため、注意が必要です。

それでは、具体的にねずみが媒介することで感染する病気について1つずつ解説します。

ねずみが媒介する病気についてその種類と原因を徹底解説します

ここからは、ねずみが媒介する病気とその種類と原因について徹底解説します。

ハンタウイルス

ハンタウイルスは、ねずみが媒介する病気で最も恐ろしい病気の1つです。ねずみの糞の中にいる「ハンタウイルス」が、引き起こす病気のことになります。

腎症候群出血熱(HFRS)」や「ハンタウイルス肺症候群(HPS)」という病気を引き起こしますが、残念なことにこれらの病気に関して有効な治療法が確立されていません。

これらの病気に感染した場合には、その拡大を防ぐために、国へ報告義務が課せられているほどです。

腎症候群出血熱(HFRS)については、20世紀初頭より世界中で流行し、多くの死者を出したことで知られている非常に恐ろしい病気になります。

中国では、過去50年間で4万人以上が亡くなっており、日本でも大阪で100人以上が感染、そのうち2名が亡くなるという事例があります。

腎症候群出血熱(HFRS)は、発症すると、頭痛や発熱、悪化すると腎不全の症状が現れます。さらに症状が進行すると、人工透析が必要な事態に。

また、ハンタウイルス肺症候群(HPS)についても、非常に怖い病気で感染するとワクチンもありませんし、有効な治療法も確立されておりません。

現在の医療では、対症療法に頼るしかありません。アメリカ・カナダでは、感染者のうち、50%近くが死亡したという事例も存在します。

現代日本においては、ハンタウイルスにより感染例は報告されていません。

しかし、海外ではねずみの排泄物に触れたり、排泄物を含んだほこりを吸ってしまって感染する例があるため、十分な注意が必要です。

サルモネラ菌

ねずみが媒介する病原菌には、「サルモネラ菌」も存在します。サルモネラ菌は、ねずみの体だけでなく排泄物にも含まれているため、誤って素手で触れるなどの行為で感染してしまいます。

サルモネラ菌自体は、下水や河川など自然界に広く生息しており、ねずみの生息環境も下水など不衛生な場所が多いため、多くのねずみがサルモネラ菌を保有しています。

また、ねずみによる被害がなくてもハムスターや犬、猫を飼われている方も注意が必要で、ペットに触れた後は、しっかりと手洗いと消毒を徹底しましょう。

症状としては、いわゆる食中毒ですので、「吐き気」・「腹痛」・「38℃の発熱や下痢」などが該当します。

潜伏期間は、約6〜72時間。

サルモネラ菌に感染してしまうと、食中毒だけでなく、チフス(腸チフス、パラチフス)を発症する可能性があります。

腸チフスや、パラチフスに感染すると、「バラ疹」と呼ばれるピンク色の発疹が起こり、重症化すると腸に穴が開く可能性も。

乳幼児が感染した場合には、「髄膜炎」などを引き起こし大変危険な状態になるため、注意が必要です。

レプトスピラ菌

レプトスピラ菌が原因となり発症する病気として、「レプトスピラ症」があります。

病原性レプトスピラは、ドブネズミなどが保菌しており、尿中に排泄されます。人に感染する場合には、これらの保菌動物の排泄物などの汚染箇所に経皮感染する、または経口感染で発症します。

国内においては、1970年代前半までは年間50名以上の死亡例が報告されている非常に恐ろしい病気でしたが、近年では衛生状況の改善により、報告例は少なくなっています。

とはいえ、1999年には沖縄県八重山地域において、レプトスピラ症の集団感染が報告されています。

その多くが、カヤックインストラクターや観光ガイドなどのレジャー産業に従事している人の感染だったそうです。

人間が感染した場合には、エボラ出血熱のように全身から出血し、死亡率も50%という事例も存在しており、感染後はすみやかに治療に移行しなければなりません。

ツツガムシ病

ツツガムシ病とは、ねずみの体についたダニが原因で引き起こる病気です。

症状としては、高熱と全身の発疹などです。ダニの刺し傷は独特で、重症になると多臓器不全などを引き起こします。

感染後は、早急な治療が必要です。

E型肝炎

日本やアメリカで増加し続けている病気の1つ。感染すると妊婦さんや高齢者などは重症化しやすく、流産のリスクも高くなります。

治療に有効なワクチンは確立されていません。ねずみのほかにも、ブタやイノシシ、シカなどの動物がE型肝炎ウイルスを保有しています。

多くの場合、慢性化することはありませんが重症化すると致死率は、A型肝炎よりも高く、劇症化するおそれがあります。

ペスト

ねずみが媒介する病気として、最大の犠牲者を出してしまった病気です。14世紀頃には、ヨーロッパの人口の3分の1が亡くなったと言われています。

海外では、現在でも年間5,000人以上が感染しています。

まとめ

今回ご紹介したように、ねずみはさまざまなウイルスや病原菌を保有し、それらに感染すると非常に危険です。

このことから、ご自宅でねずみが発生した場合に駆除をご自身で行う場合には、マスクや厚手の服装はもちろん、頑丈な手袋を着用し、駆除にあたってください。

また、ご自身での駆除は無理せず、ねずみ駆除の専門家に依頼することをおすすめします。

弊社でも、全国に営業所がありますので、9時〜18時にご連絡を頂けますと即日対応が可能でございます。

出張ねずみ診断やお見積もりは無料にて対応させて頂きます。相見積もりもお気軽にご相談ください。

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渡辺智

ネズミメンテナンスの記事担当。 もともとIT企業でバリバリホームページ等を制作していたが体調壊して転職。現在はネズミメンテナンスのWeb周り全般を管理しています。 好きなものはお酒。

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