ねずみ駆除をご検討の方は、どの業者よりも安心なネズミメンテナンス窓口まで是非お問い合わせください。 安心で低価格なねずみ駆除ネズミメンテナンス

ブログ

プロが教えるネズミ駆除に粘着シートを使う有効性と効果的な使い方

ネズミ駆除の豆知識
2019.12.15

「粘着シートって、本当にネズミを捕まえられるの?」

「粘着シートを使えばネズミ被害を根絶できるの?」

ネズミ駆除のために使用するグッズの1つに「粘着シート」がありますが、「本当にこんなものでネズミを捕まえられるのか?」と不安に感じる人も多いのではないでしょうか。

しかし、粘着シートはネズミ駆除に大いに役立ちますし、使い方を工夫すれば駆除の効率を引き上げることが可能なのです。

この記事では、ネズミ駆除における粘着シートの有効性や、粘着シートの効果的な使い方について解説します。

ポイント
  • ・粘着シートでネズミを捕まえている動画
  • ・粘着シートは自作できるのか?
  • ・粘着シートの選び方
  • ・粘着シートの効果的な使い方

 
ネズミを駆除したい人に役立つ、粘着シートに関するさまざまなお役立ち情報を掲載しています。

動画で見る粘着シートの有用性

動画投稿サイトには、数多くの「粘着シートでネズミを捕まえる様子を映した動画」が投稿されています。

ねずみが粘着シートに引っかかる”瞬間”

市販の粘着シートの中央に、誘引用の生米が置かれています。

一度は粘着部分から逃れることに成功していますが、二度目には全身をガッチリと粘着部分に持っていかれてしまっています。

ネズミ側の状況(体が濡れているなど)にもよりますが、しっかりと粘着部分に誘導することができれば、ネズミを捕らえるための性能は十分に有していることがわかります。

粘着シート仕掛けたらネズミ まとめて3匹捕獲成功

この動画では、1枚の粘着シートに3匹もネズミ(クマネズミ)が捕らえられている様子が映されています。

設置する場所などの条件にもよりますが、うまく設置できれば1枚の粘着シートに複数のネズミを捕まえることができる成功例として参考になります。

基本的に粘着シートは捕まえたネズミごと可燃ごみとして処分することができますので、処分にそれほど手間がかかることはありません。

キッチンに現れたネズミが粘着トラップに掛かる決定的瞬間

この動画では、キッチンに何枚もの粘着シートを設置してネズミを捕まえようとしています。

ネズミは警戒心が強く、この動画のように隙間なく何枚も粘着シートを設置することで捕獲成功率を高めることができます。

ネズミは上手に粘着シートを回避しようと試みたようですが、粘着シートを設置した側の方が一枚上手だったようですね。

粘着シートは複数枚セットになって販売されており、単価もさほど高いわけではありませんので、こうした使い方は理に適っているといえます。

真夜中のネズミ2

この動画は、ある駆除業者がネズミ駆除をしている様子を撮影した動画のようです。

場所はどこかの厨房でしょうか、ネズミが何匹も活動している様子が映っています。

ネズミの行動範囲を考えて粘着シートを設置すれば、効率よくネズミを捕まえられるのだということがわかります。

また、ネズミ駆除のプロである害獣駆除業者が粘着シートを使っていることからも、いかに粘着シートがネズミを捕まえる能力を有し、プロにも信頼されているということがわかります。

深夜ネズミの気配がするので撮影してみると…

この動画では、いかにネズミが粘着シートに対して警戒心を示すのかということがよくわかります。

中央にはネズミの好物の1つである野菜が置かれているようですが、その周囲を粘着シートが囲んでいるため野菜に近づくことができずにいます。

最終的にはネズミの行動を把握して、それに適した設置方法に変更したことでネズミを捕まえるに至っています。

警戒心が強いネズミをしっかりと捕まえたいのであれば、粘着シートを複数枚使用しなければ難しいのだということがよくわかる動画です。

ネズミ駆除専門家の一言アドバイス
粘着シートを使った捕獲成功例は数多く存在します。

 

粘着シートは「自作」することは可能なのか?

ネズミを捕まえるための粘着シートは自作できなくもありませんが、あまりお勧めできない方法ではあります。

粘着シートの利用方法とコストパフォーマンス

粘着シートは1枚あたり100円~200円のお値段で購入できますが、数多く使用すること、使い捨てであることを考慮すると、自作してコスパの良い粘着シートを準備できれば良いのではないかと考えるのは当然です。

材料費をかけることなく粘着シートを自作することができれば、複数枚使用することも使い捨ててしまうこともそこまで大きなデメリットには感じないのではないでしょうか。

特に、ネズミの行動範囲を予測できていない場合や建物が広い場合には多くの粘着シートを一度に使用するため、コスパの良い自作の粘着シートのメリットが活かされます。

粘着シートの作り方

粘着シートは、不要な段ボールに接着剤や両面テープをつけて制作します。

メモ
・段ボール
・接着剤または両面テープ

 

ポイント
①段ボールを適当な大きさにカットする
②カットした段ボールの表面に接着剤または両面テープをつける
③ネズミが行動する範囲に自作した粘着シートを設置する
④ネズミがかかったり不要になった際には可燃ごみとして処分する

 
基本的なメカニズムは段ボールにつけた接着剤や両面テープの粘着力によって、その上を通ろうとするネズミを捕まえるという仕組みです。

使用する材料は多くのご家庭に常備されているようなものであり、特別な工具や道具を使用しないためすぐにでも自作することが可能となります。

自作の粘着シートの弱点

粘着シートを自作する場合、使用する材料の性能次第ではありますが基本的に粘着力が足りず、ネズミを捕まえる能力に乏しいという弱点があります。

また、接着剤は乾いてしまうため、設置する直前に接着剤を塗らないと効果がすぐに切れてしまうことや、長時間の使用には耐えられないという点が大きなネックとなるのです。

自作の粘着シートだけでは効率よくネズミを捕まえることは極めて難しいでしょう。

自作の粘着シートの運用方法

どうしても自作の粘着シートを活躍させたいというのであれば、いくつか効率の良くなりそうな方法があります。

ポイント
  • ・市販の粘着シートと併用する
  • ・ほかの捕獲用の罠と併用する
  • ・接着力の高い接着剤や両面テープを使用する
  • ・ネズミの好物で誘引する
  • ・確実にネズミが通る場所に設置する

 
例えば、市販の粘着シートでは十分なスペースをカバーできない場合に、足りない部分を補うために使用するといった使い方であれば、単独で使用するよりは効果的にネズミを捕まえることができるでしょう。

ネズミ駆除専門家の一言アドバイス
自作した粘着シートは市販品ほど高性能ではありません。

 

市販の粘着シートの選び方

粘着シートは数多くの商品が販売されていますので、値段や使う場面などを考慮して最適な商品を選ぶことをおすすめします。

ポイント
  • ・1枚あたりの値段
  • ・入っている枚数
  • ・シートの大きさ
  • ・シートを折りたためるかどうか
  • ・台紙の撥水性
  • ・誘引剤の有無
  • ・粘着力の強さ
  • ・シートに「屋根」がついている

 

1枚あたりの値段

「粘着シート1枚あたりの値段」は、粘着シートを使ったネズミ駆除を考えるうえで無視できない条件となります。

粘着シートは一度に何枚も使用することで捕獲効率を高めることができますので、可能であれば1枚あたりの値段が安い商品を選びたいところです。

ネズミが多い場合や使用する面積が広い場合などは、業務用の数十枚~100枚入りの粘着シートを選択すれば、1枚あたりの値段が抑えられる可能性があります。

入っている枚数

「粘着シートが何枚入り1セットなのか?」についても考慮して購入する必要があります。

仮に値段が安くても、あまり多くの枚数が入っていない商品だとコスパが悪くなりますし、何より問題なのはネズミをしっかり捕まえられるだけの枚数をカバーできない可能性があることです。

枚数を揃えることを考慮するのであれば、後述する「シートの大きさ」も踏まえたうえで何枚の粘着シートを使うのかを事前に計算しておき、希望する商品が1セットで何枚入りなのかを見て必要枚数をカバーできるセット数を購入してください。

念のため、使用する予定の枚数よりも多めに購入しておくことをおすすめします。

シートの大きさ

「粘着シート1枚あたりの大きさ」についても考慮して商品を選ぶ必要があります。

粘着シートはネズミの移動経路や行動範囲を想定して、まんべんなく敷き詰めることで効果的にネズミ駆除ができます。

粘着シートを設置する場所に合わせて、適切な大きさのシートを選んでください。

シートを折りたためるかどうか

「処分する際に粘着シートを折りたたむことができる」という点は、粘着シートを使ったネズミ駆除をする際に大きな評価ポイントとなります。

粘着シートにかかったネズミは最終的に死んでしまい、可燃ごみとして処分することになりますが、粘着シートを折りたためると死骸に触れることなく処分しやすくなります。

台紙の撥水性

「台紙に撥水性がある」ことは、ネズミを駆除するにあたっての場所次第で大きなメリットがあります。

台所や洗面所のように水気の多い場所に粘着シートを設置する場合、台紙に撥水性がない粘着シートだと以下の問題が発生します。

ポイント
  • ・粘着力が低下する
  • ・水気を吸った台紙がふにゃふにゃになり、破れてしまう

 
撥水性のある台紙であれば水気の多い場所に設置しても問題なくネズミを捕まえることができますので、台紙の撥水性の有無を確認したうえで購入してください。

誘引剤の有無

「誘引剤が含まれている」ことは、効率よくネズミを捕まえるために押さえておきたいポイントの1つです。

粘着シートに誘引剤が含まれていると、ネズミの警戒心を緩め、粘着シートにおびきよせやすくなります。

ネズミは警戒心が強いので粘着シートを設置して何日経過しても1匹も捕まえられないこともあります。

短期間で効率よくネズミを捕まえたいのであれば、誘引剤が含まれている粘着シートを選ぶことをおすすめします。

粘着力の強さ

「粘着力の強い粘着シート」であることは、押さえたいポイントの1つではありますが、利用方法次第ではそこまで重視しなくても良いポイントです。

一般的に、1枚あたりの値段が高い粘着シートほど粘着力が強い粘着面を持っているのですが、ネズミを効果的に捕まえるためには1枚の粘着力の強さよりも「いかに効果的な設置方法を実践できているか?」のほうが重要です。

プロである駆除業者の意見によれば、効率よくネズミを捕まえるためのポイントを押さえた設置方法が実現できていれば、粘着力の強さで捕獲成功率が変動することはあまりないようです。

シートに「屋根」がついている

「屋根付き(ハウス形状)の粘着シート」は、ある場所に設置する目的で使用すれば高い運用効率を発揮してくれます。

それは「ホコリの多い場所」です。

屋根がついている粘着シートは屋根によって粘着面が保護されるため、ホコリが舞う屋根裏や倉庫に設置しても粘着面がホコリによってカバーされてしまうリスクが減少します。

ネズミ駆除専門家の一言アドバイス
粘着シートはさまざまな商品が販売されているので、値段や性能を考慮して選ぶ必要があります。

 

粘着シートで効果的にネズミを駆除する5つのポイント

粘着シートは、ただ設置すればそれで良いというわけではなく、ネズミの習性を考慮した最適な設置方法を実践することが重要です。

ポイント
  • ・ラットサインを見逃さない
  • ・四隅と壁際に隙間を空けずに設置する
  • ・粘着しない状態でしばらく放置する
  • ・新聞紙を一緒に使用する
  • ・シート上のエサは誘引効果がそれほど高くない

 

ラットサインを見逃さない

粘着シートでネズミを捕まえるうえで最も重要なことは「ネズミの通り道に設置する」ことであり、ネズミの通り道を判断するうえで参考になるのが「ラットサイン」です。

ラットサインとは、以下の目印のことです。

ポイント
  • ・ネズミの糞尿
  • ・壁や柱の黒い汚れ
  • ・ネズミがかじった跡
  • ・その他、壁や柱の不自然な変化

 
ネズミは壁沿いに移動する習性がありますので、壁際に上記の変化があればそこをネズミが通っている証拠です。

四隅と壁際に隙間を空けずに設置する

ネズミを粘着シートで捕まえる上では「隙間を空けずに設置する」ことも重要です。

警戒心の強いネズミは粘着シートを認識し、そこを避けるように移動しようとします。

もし、ネズミの移動経路となっている部屋の四隅や壁際に粘着シートを設置していない空間があれば、間違いなくそこを通り道にしようとするでしょう。

粘着シートを複数枚用意しておき、ネズミが粘着シートを踏む確立を高めるために隙間なく設置しましょう。

粘着しない状態でしばらく放置する

ネズミの警戒心を解くために「粘着しない状態でしばらく置いておく」という手段も有効です。

粘着シートを使える状態にしないまま設置しておき、ネズミに「これは踏んでも安全なものである」と誤認識させることができます。

その後、ネズミの警戒心が解かれたのを見計らって粘着面を有効にし、油断したネズミを捕獲しましょう。

新聞紙を一緒に使用する

粘着シートを使う際には「新聞紙を一緒に使う」ことも重要なポイントです。

粘着シートは水分や油分をまとっている対象に対してはさほど効果を発揮せず、特に「ドブネズミ」のように体が濡れている対象は捉えにくいのです。

そこで、粘着シートを新聞紙の上に設置し、粘着シートを踏む前に新聞紙を踏ませることによって、ネズミの体表の水分や油分を除去させてから粘着シートを踏ませることで、効果的に粘着面を利用できます。

シート上のエサは誘引効果がそれほど高くない

先ほど紹介した動画の中に「粘着シートの上にエサを置いておく」という戦法を駆使した人がいますが、その効果は極めて限定的であると言わざるを得ません。

確かにネズミを罠にかけるためにエサを利用するという方針自体はさほど間違ってはいないのですが、警戒心が強いネズミにはそれほど劇的な効果は発揮しないのです。

エサを利用するのであれば、粘着シートの上ではなく「粘着シートの向こう側」の方が効果を発揮してくれるのではないかと思います。

ネズミ駆除専門家の一言アドバイス
工夫次第で粘着シートの効率は倍増させることができます、工夫しないと高額な粘着シートでもネズミを捕まえられなくなるかもしれません。

 

まとめ

この記事では、以下の内容について解説しました。

ポイント
  • ・粘着シートはプロである業者も使うほど信頼性が高い
  • ・粘着シートは自作できるけれど、性能はあまり高くない
  • ・市販品は商品によって性能が大きく異なる
  • ・「折りたためる」「撥水性が高い」などを考慮して商品選びをする
  • ・シートの粘着力の高さは、最終的に捕獲効率を左右する要素ではない
  • ・ラットサインでネズミの通り道を調べ、隙間なく粘着シートを設置すると効果大
  • ・粘着しない状態で油断を誘うのも有効
  • ・新聞紙を一緒に敷いて体表の水分や油分を除去させる

 
粘着シートはプロも仕事で使うほどに優秀な罠ですが、使い方次第では捕獲効率を大きく下げてしまう可能性があります。

ネズミの数が多いと罠のチェックや処分にも大きな負担を強いられる可能性がありますので、業者に駆除を依頼するという選択肢についても十分に考慮することをおすすめします。

業者であればネズミの習性をしっかりと把握したうえで、それに則った効果的な方法でネズミを駆除してくれますので、費用は相応にかかりますが、それに見合う以上の成果を挙げてくれることでしょう。

The following two tabs change content below.

一条誠

ネズミメンテナンス所属。害虫害獣駆除歴10年。ネズミ駆除もようやく後進を指導出来る立場になりました。お客さんからよくある質問周りをわかりやすく記事にしていきたいと思います。

最新記事 by 一条誠 (全て見る)


プライバシーポリシー