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ネズミ対策には何が有効?猫や臭い、超音波を比較
- ネズミ
- 2018.12.20
ネズミは一度駆除しても再び侵入して繁殖してしまう可能性があります。そうならないように、自宅や職場で「ネズミ対策」をしておくことをオススメします。そこで、ネズミ対策には何が有効なのか、いくつか比較してみたいと思います。
猫はネズミ対策になるのか?
古典的なネズミ対策の方法として「猫」を利用するという方法があります。実際、猫を飼っているご家庭はネズミの姿や音を感じない事が多く、アメリカでは街のネズミ対策として猫を起用したという話もあります。
ただし、飼い猫は基本的にネズミを狩るわけではありません。ネズミのほうが、猫の姿や臭い、鳴き声に反応して姿を消すのです。そのため一定の効果はありますが、確実にネズミ対策できるかといえばそうでもないのが現実です。
ネズミの嫌がる「臭い」で対策
次は「臭い」です。人間もそうですが、生き物にはその生き物が嫌がる臭いというものがあります。それを利用して、ネズミが近づく場所にネズミの嫌がる臭いを発生させ、ネズミを追い出して近づかせない対策です。
主に以下の方法で臭いを発生させます。
・スプレー
・燻煙、蒸散
・設置
「スプレー」はネズミが近づく場所、あるいはネズミ本体に直接吹きかけて使用します。即効性が高い反面、数日から長くても数週間しか効果が持続しないという欠点があります。
「燻煙」「蒸散」は煙や蒸気を利用して臭いを振りまく方法です。
これも即効性がありますが持続効果は乏しいです。メリットとしては広範囲に効果がおよび、狭い隙間にも臭いを入り込ませやすくなっています。ただし、火災報知器などには注意してください。
「設置」は、臭いを発生させる罠を設置してネズミ対策するものです。持続効果が長い反面、風通しが良い場所だと臭いが拡散しやすく、効果が現れにくい可能性があります。その特性上、別の方法でネズミを追い出し、再侵入を防止する方法として役立ちます。
ネズミの嫌がる「超音波」で対策
次は「超音波」です。ネズミが嫌がる超音波を発生させ、ストレスを感じさせることによりネズミを追い出す方法です。臭いと違って人間に与える影響が少なく、電源が持続する限り長く使用できるというメリットがあります。
「追い出す」か「捕える・死なせる」か
ネズミ対策は、ここまでに挙げた「ネズミを追い出して再侵入させない方法」の他にも、もっとダイレクトに「(罠を使って)ネズミを捕える」または「(毒を使って)ネズミを死なせる方法」もあります。これらも古典的な方法ではありますが、ホームセンター等で手段を入手しやすいという点で今でも利用されています。
しかし、もし自力でネズミ駆除するのであれば、あまりオススメしない方法です。なぜならこれらの方法は「ネズミ(またはその死骸)に触れなければならない」からです。罠にかかったネズミを処理しなければならず、もし死骸を放置すれば悪臭や病気の原因になります。
追い出す場合であれば、ネズミやその死骸を処理しなくて済むのでオススメです。