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ネズミを駆除する方法を知りたい!ネズミ駆除の方法とそれぞれの特徴を徹底比較
- ネズミ駆除の豆知識
- 2019.10.21
家の中にネズミが侵入し、巣を作っていようものなら早めに「駆除」してしまう必要があります。
もし、ネズミの存在を放置すれば、建物や住人にさまざまな悪影響を及ぼしますが、いざ駆除が必要になった時に「どうやってネズミを駆除すればいいんだろう?」と悩む人も多いです。
そこで、ネズミ駆除の具体的な方法と、それぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説します。
目次
ネズミの駆除が必要な理由
まず最初に、そもそも「なぜ家の中のネズミは駆除が必要なのか?」について簡単に説明します。
ネズミを放置すると、以下のリスクを抱えることになります。
- ・建物内のさまざまな物をかじられる
- ・ダニや病原菌を運んでくる
- ・悪臭や物音に悩まされる
- ・ヘビなどの侵入を招いてしまう
ネズミは以下の理由で硬いものをかじろうとしますが、これにより経済的な損失を被ることになります。
- ・伸びる歯を削るため
- ・エサを確保するため
- ・巣材を確保するため
例えば「柱」をかじられれば建物の資産価値は低下しますし、「電気コード」や「ガス管」をかじられれば漏電やガス漏れから火災を引き起こす可能性があります。
次に、ネズミはさまざまな「ダニ」や「病原菌」のキャリアであり、家の中に厄介なダニや病原菌を持ち込まれ、ばら撒かれてしまう可能性があるのです。
さらに、ネズミの糞尿やネズミ本体(または死骸)による悪臭や、ネズミが活動することによる物音により、ストレスが溜まったり夜眠れなくなってしまう可能性があります。
ネズミを捕食する「ヘビ」などの生き物が建物内に侵入するのを招いてしまう可能性があるなど、建物内のネズミを放置することにはリスクを伴うことになるのです。
ネズミを自力で駆除する方法
ネズミ駆除の方法は、最も大きく分ける方法としては「自力」または「業者に依頼」の2つに分かれます。
ネズミを自力で駆除する具体的な方法
では、具体的にどのような手段で自力でのネズミ駆除をするのかといえば、主に以下の方法があります。
- ・捕獲して駆除する
- ・殺鼠剤で駆除する
- ・ネズミを追い出す
捕獲して駆除する
1つ目は「捕獲して駆除する」という方法です。
ネズミを捕獲するための「罠」を設置し、罠につかまったネズミを処分することで駆除します。
捕獲罠の種類
ネズミを捕らえるための罠は、主に以下の方法があります。
- ・かご式罠
- ・バネ式罠
- ・粘着シート
かご式罠やバネ式罠は、捕まったネズミを処分した後は再利用することができます。
粘着シートは再利用できませんが、低コストで数を揃えやすいので広範囲のネズミ駆除にも適しています。
捕獲罠の効果的な使い方
ネズミの行動範囲に罠を設置し、エサなどを使って罠に誘引してネズミを捕獲します。
効果的にネズミを捕獲するためには、以下ポイントに注意しましょう。
- ・罠の状態は定期的にチェックする
- ・ネズミは警戒心が強いので、しばらく捕獲できなくても辛抱強く待つ
- ・ネズミの行動範囲を把握し、行動範囲内に設置する
捕獲罠のメリット
捕獲罠を使ったネズミ駆除のメリットは以下のとおりです。
- ・臭いなどで住人に影響しない
- ・毒エサを誤飲するリスクがない
- ・繰り返し使える罠がある
「ネズミを捕まえる」という特性上、基本的に住人やペットに悪影響を及ぼさずに駆除できる点は大きいです。
捕獲罠のデメリット
捕獲罠を使ったネズミ駆除のデメリットは以下のとおりです。
- ・死骸の処分が必要になる
- ・警戒心が強いネズミはなかなか罠にかからない
- ・罠によっては数を揃えるのにコストがかかる
- ・体が濡れている「ドブネズミ」には粘着シートが効かない可能性がある
捕獲の最大のデメリットは「ネズミの死骸などを処分しなければならない」ことであり、不快な気持ちになることは避けられないでしょう。
捕獲罠の有効性
捕獲するという方法がネズミ駆除と相性が良いのかといえば、一般的な方法の1つではあるのですが必ずしもベストな方法とも言い難いのが現状です。
特に自力で行う場合には「捕獲したネズミを処分しなければならない」というデメリットが無視できません。
捕獲したネズミは「生きていれば野山に返す」「死んでいればゴミとして処分する」のどちらかになりますが、ネズミは空腹になると数日で死んでしまいますので、往々にしてネズミの死骸と対面することになるでしょう。
なお、ネズミの死骸を放置すると以下のデメリットが発生します。
- ・悪臭
- ・病原菌
- ・ダニなどの繁殖
- ・死骸の腐敗(処分の際に嫌悪感・不快感を感じる可能性がある)
そのため、定期的に罠の状態をチェックし、ネズミが捕まっていれば速やかに処分する必要があります。
ちなみに、ネズミを捕獲するための罠は自作することもできますので、興味がある方は「別記事:ネズミ捕りは自作できる?自作のネズミ捕りの作り方を解説」を参照しながら自作してみてください。
殺鼠剤で駆除する
2つ目の方法は「殺鼠剤で駆除する」という方法です。
簡単に言えば「毒エサ」を使ってネズミを殺し、建物内からネズミを排除する方法となります。
殺鼠剤の種類
殺鼠剤には、大きく分けると2つの種類があります。
- ・固形タイプ
- ・粉末タイプ
固形タイプはそのまま設置できるのでおすすめですが、粉末タイプはあまり初心者におすすめできるものではありません。
粉末タイプは「食べ物に混ぜて使う」「ネズミの通り道に撒いて体に付着させる」など、さまざまな使い道がある一方で、粉状であるため風で飛ばされやすいというデメリットがあります。
対象となるネズミに付着すればよいのですが、人間やペットに付着すれば健康被害をもたらしてしまいます。
どうしても粉末タイプを使いたい場合は、設置中や設置後の対処に十分注意してください。
殺鼠剤の効果的な使い方
捕獲罠の項目でも説明していますが、ネズミは警戒心が強く、環境の変化には敏感です。
そのため、毒エサを設置してもすぐには食べてくれません。
殺鼠剤を使ってネズミ駆除するのであれば、以下のポイントに注意して行動する必要があります。
- ・ネズミの「餌場」に毒エサを設置する
- ・ネズミの食欲が大きくなる「秋~冬」に効果的
- ・毒エサは複数個所に設置する
- ・設置後、しばらく観察して、動かさない
- ・捕獲罠と組み合わせると駆除効果アップ
「動かさない」ことの理由は、前述のとおりネズミが警戒心の強い生き物であり、好物を毒エサにしてもなかなか食べようとしないため辛抱強く待つことが重要なことが理由です。
ネズミは環境の変化になれる生き物でもあるため、しばらく同じ場所に置いておけばその状況にネズミが慣れ、食べてくれる可能性が高くなります。
ただし、何週間も毒エサが減る様子がなければ、設置場所が悪い可能性も考えられますので、ネズミの行動範囲を考慮して最適な設置場所に移してください。
なお、「毒エサが減った」イコール「毒エサを食べた」とは限りません。
ネズミはエサを貯めこむ習性があるので、巣に毒エサを持ち込んで、まだ食べていない可能性があります。
殺鼠剤のメリット
殺鼠剤を使ったネズミ駆除には、以下のメリットがあります。
- ・置くだけなので使いやすい
- ・複数個所に設置しやすい
- ・多数のネズミを一気に駆除できる可能性がある
捕獲罠とは異なり、1つにつき1匹(多くても数匹)ではなく、食べたネズミの数だけ駆除できるので、多数のネズミを駆除するのに適しています。
殺鼠剤のデメリット
殺鼠剤を使ったネズミ駆除には、以下のデメリットがあります。
- ・なかなか毒エサを食べてくれないことがある
- ・子どもやペットが誤飲する可能性がある
- ・一部の殺鼠剤の成分が効かない「スーパーラット」が存在する
ペットや小さな子どもの誤飲は甚大な健康被害をもたらす可能性がありますので、十分に注意してください。
殺鼠剤の有効性
前述のとおり、殺鼠剤は食べてくれさえすれば効果を発揮してくれる一方で、「ペットによる誤飲」や「スーパーラットの存在」などのデメリットがあることも事実です。
特に子どもやペットによる誤飲は健康被害として大きく、殺鼠剤の種類と摂取量によっては命に関わる可能性もあります。
もし、誤飲してしまった場合には速やかに吐かせ、速やかに医療機関や動物病院を受診してください。
ネズミを追い出す
3つめの方法は「ネズミを追い出す」という駆除方法です。
前述の2種類の駆除方法と異なり、ネズミの方から自然に建物内から退去してもらう方法となります。
ネズミを追い出す方法が見事に成功すれば、ネズミを追い出せるだけでなく、再度侵入されることを防ぐことにもつながります。
ネズミを追い出す方法
具体的に、どのような方法でネズミを追い出すのかというと、以下の方法が有効であるとされています。
- ・忌避剤を使用する
- ・超音波発生装置を利用する
- ・回転灯を利用する
- ・ネズミが嫌がる臭いを利用する
ネズミを追い出すメリット
ネズミを追い出すことには、以下のメリットがあります。
- ・ネズミの死骸を処理する必要がない
- ・多数のネズミに効果がある
- ・人間やペットが毒エサを誤飲するリスクがない
- ・駆除後の継続的なネズミ対策になる
ネズミは自分で建物外に出ていくため、生きているネズミやネズミの死骸を片付ける必要がありません。
また、ネズミが出て行った方法を継続的に利用することで、その後のネズミ対策としても引き続き利用できるという点もメリットになります。
ネズミを追い出すデメリット
ネズミを追い出す方法には、以下のデメリットがあります。
- ・人間やペットに影響する方法もある
- ・ネズミに効果が発揮しない場合がある
- ・設置場所によって利用できる方法が限定される
- ・利用する物によっては高額な出費になる
例えば「臭い」を利用する場合、住んでいる人や、特にネズミに近いペットへの悪影響が大きくなる可能性があります。
特にハーブや忌避剤を利用する場合には、ペットへの悪影響を十分に考慮したうえで利用するようにしてください。
ネズミを追い出すことの有効性
ネズミを追い出すという方法は、何よりも「ネズミの死骸を見たり触れたりしなくて済む」という点が大きなメリットとなる方法です。
しかし、必ずしも効果を発揮するとは限らず、場合によってはせっかく用意した道具が全く効果を発揮しないケースも珍しくありません。
また、ネズミは環境の変化に慣れる習性もあるため、道具の効果でしばらくはネズミがいなくなっても、1か月ほどで戻ってくるというケースもあります。
他の駆除方法と組み合わせて積極的にネズミを駆除し、侵入防止も徹底すればそれなりの効果を期待できますが、道具の設置場所やペットへの影響をきちんと考える必要がある方法です。
効果的に駆除するためには「ラットサイン」を見逃さないこと
自力でのネズミ駆除で重要な情報源となるのが「ラットサイン」です。
ラットサインとは、建物内に以下の痕跡がある場合、それが「ネズミがいる証拠」として活用できる情報源のことです。
- ・壁際などの黒い汚れ
- ・ネズミの糞尿
- ・ネズミがかじった跡
特に上2つのラットサインを発見することは、ネズミ駆除の作業を行うにあたって必ず参考にしたい情報源となります。
これらの情報を参考にすることで、以下の情報がわかります。
- ・ネズミの通り道
- ・ネズミの活動範囲
- ・ネズミの巣がある場所
- ・ネズミの侵入経路
ネズミは以下の習性・特徴があります。
- ・壁際を移動する(広いところを横切ることは少ない)
- ・体が汚れている
- ・移動中に排泄する
壁際を移動する際に、体に付着している汚れが壁や柱などに付着し、黒い跡となって残ります。
移動中に排泄するため、黒い汚れや糞尿は「ネズミの移動経路に残る」という特性があります。
つまり、ラットサインがある場所をネズミは通っているということであり、複数のラットサインを確認できればネズミがどこを中心に活動しているかを知ることができます。
また、ラットサインはネズミが建物内に侵入した侵入経路にも残りやすく、ネズミは種類によって侵入経路の傾向が異なることから、ラットサインが残っている侵入経路によって「建物内にどのネズミ(クマネズミやドブネズミなど)が侵入したのか」がわかる可能性もあるのです。
実際、プロのネズミ駆除業者もラットサインを確認するため、上手に活用できれば自力でのネズミ駆除を効果的に実施することができます。
駆除したら侵入経路を塞ぐことも忘れない
建物内のネズミを駆除することに成功したら、次に行うべきは「侵入経路の封鎖」です。
ネズミが建物内にいたということは、外から建物内に入り込んだ侵入経路があるはずです。
そこを塞がないと、ネズミ被害は再発してしまいます。
ネズミの侵入経路
ネズミは、例えば以下の隙間から建物内に侵入することができます。
- ・通気口
- ・屋根の隙間
- ・壁のひび割れ、穴
- ・基礎の隙間
- ・電線導入部の隙間
- ・換気扇
- ・配管と壁の隙間
- ・戸袋の隙間
また、ネズミの種類によって以下の傾向があります。
- ・クマネズミ:高いところからでも侵入できる
- ・ドブネズミ:侵入経路は低いところ、体は大きいが小さい穴を広げて入り込める
- ・ハツカネズミ:人口密集地には少ない、体が小さいのでさまざまな場所から入り込める
ネズミが入り込む隙間を封鎖するためには?
ネズミの侵入経路を封鎖するためには、以下の道具をホームセンター等で購入し、使用する必要があります。
- ・防鼠金網
- ・防鼠パテ
- ・防鼠板
- ・ネズミ忌避具
隙間の場所や形状によって、使用する道具を使い分けることが重要です。
ネズミ対策のために他にもやっておきたい行動
ネズミを駆除することに成功し、侵入経路の封鎖にも成功したら、しばらくネズミの被害に苦しめられることはないでしょう(完全駆除・侵入経路の完全封鎖が実現できていればの話ですが)。
この状態からさらにネズミ被害の再発を防ぎたいのであれば、他にも以下の行動をしておくことをおすすめします。
- ・ネズミのエサになる食べ物を放置しない
- ・ネズミの巣材になる物を放置しない
- ・定期的にラットサインを確認する
ネズミのエサになる食べ物を放置しない
まず「エサを放置しないこと」です。
ネズミが人家に侵入する理由は、「寒さをしのげる」「天敵が少ない」などの理由もありますが、「エサが豊富に存在する」という理由も大きいです。
ネズミは雑食なので、人間の食べ物であれば基本的に何でも食べようとします。
例えば台所にコメの袋を放置すれば、袋を食い破って中の米を食べ散らかします。
その他にも、リビングや私室に放置しているスナック菓子や果物など、人間が食べようとして置いてある食べ物はネズミのターゲットにされてしまうのです。
なので、ネズミのエサにされないように、特にネズミが行動する夜の時間帯には台所や部屋に食べ物を放置せず、ネズミの手の届かない場所に保管しておきましょう。
ネズミの巣材になる物を放置しない
次に、「巣材を放置しないこと」です。
ネズミは「紙類」「布類」「ビニール類」といった、暖を取ることができ、噛みちぎれるような素材を巣材として好んで使用します。
これらの部屋に放置されている可能性が高く、ネズミに狙われて巣材にされてしまえば要するに「家の中にネズミの巣を作られてしまう」ということなので、繁殖されてしまうのです。
これも対策は簡単であり、食べ物と同様にネズミの手の届かないところで保管しておくことが有効です。
定期的にラットサインを確認する
あとは、定期的にラットサインがないかどうかチェックしておくことも重要なことです。
ラットサインが見つかったということは、あらたにネズミが侵入している証拠であるため、速やかに再駆除する必要があります。
自力で駆除する方法は効果的とは言い切れない
自力で駆除できれば、以下のメリットがあります。
- ・費用が最小限に抑えられる
- ・好きなタイミングで作業できる
- ・駆除できた経験が次以降に活かせる
しかしながら、これらのメリットを享受できるのは「ネズミ駆除に成功した時」だけです。
何が言いたいのかといえば、ネズミ駆除を自力で行う場合には以下のリスクがあることが無視できないのです。
- ・駆除できない可能性が高い
- ・作業に手間がかかる
- ・作業でケガする可能性がある
何よりも問題なのは「駆除できない可能性がある」ということです。
その理由は以下のとおりです。
- ・ネズミの習性を把握していない
- ・手間がかかることほど避けようとする
- ・道具の使い方が間違っている
- ・侵入経路の封鎖が不完全
ネズミの習性を把握していない
ネズミ駆除で重要なことは「ネズミの習性を把握し、それに則った手段で作業すること」が1つ挙げられます。
例えば、ネズミがいない場所に罠を設置しても効果を発揮しません。
ネズミは種類によって生活の中心となる場所の傾向が異なるため、例えばクマネズミがいそうな場所に罠を設置しても、いるのがドブネズミであれば100%の効果を発揮させることは難しいです。
手間がかかることほど避けようとする
ネズミ駆除では、天井裏や床下、狭い場所などの「侵入するのが難しい場所」での作業が必要になります。
しかし、手間がかかるからと面倒そうな場所を避けて作業しようとしがちな人がいますが、そういった場所こそネズミが生活の中心としている場所であり、設置した罠の効果が発揮されやすい場所なのです。
道具の使い方が間違っている
ネズミを駆除したり追い出したりするには、さまざまな道具の力を借りることになりますが、使用する人の使い方が間違っていれば100%の効果を発揮できません。
例えば、ネズミの通り道ではない場所に罠を設置して、罠にネズミがかからないからといって罠の性能が悪いとはいえません。
正しい場面で正しい使い方をしてこそ、道具は真価を発揮します。
侵入経路の封鎖が不完全
ネズミ駆除で重要なことの1つは「侵入経路を封鎖し、再度ネズミが侵入するのを防止すること」です。
しかし、家の住人ですら、ネズミが侵入できる隙間の全てを把握できていないものです。
仮に10ある隙間の9を塞いだとしても、残り1の隙間から侵入されれば、建物内で繁殖して数を増やし、ネズミ被害は元の水準あるいはそれ以上に拡大してしまうでしょう。
ネズミ駆除を業者に依頼する
ネズミ被害を完全になくし、侵入経路を塞いで被害再発も完璧にしたいのであれば、「業者に駆除を依頼する」という方法がおすすめです。
業者に駆除を依頼するメリット
駆除業者にネズミ駆除を依頼することには、以下のメリットがあります。
- ・完全駆除が可能である
- ・手間がかからない
- ・ケガのリスクがない
- ・駆除道具による住人やペットへの悪影響のリスクがない
- ・侵入経路の封鎖も徹底している
完全駆除が可能である
業者に依頼する最大のメリットは「完全駆除が可能である」という点です。
ネズミ駆除業者はネズミなどの害獣の生態・習性を熟知したうえで、それに基づいた最適な手段で作業してくれます。
そのため、ネズミを完全に駆除し、被害をなくしてくれるのです。
手間がかからない
ネズミ駆除を業者に依頼すれば、「手間がかからない」というメリットもあります。
ネズミ駆除のためには、簡単に言えば以下のプロセスが必要です。
- ・道具を準備する
- ・道具を使用して作業する
- ・侵入経路を封鎖する
道具を準備し、駆除作業し、再発防止のための侵入経路の封鎖を行うという、何かと手間がかかる作業をしなければなりません。
業者に依頼すれば、必要な作業のほとんどを業者に任せられるため、手間なくネズミを駆除できます。
ケガのリスクがない
作業の手間について、それと同様に「ケガのリスクがない」こともメリットとして挙げられます。
作業する際には狭い場所や高い場所など、転倒してケガしやすい場所が多くなります。
業者に依頼すれば危険な場所での作業を一任できますので、住人がケガする心配がありません。
駆除道具による住人やペットへの悪影響のリスクがない
ネズミ駆除に使う道具の中には住人やペットに悪影響を及ぼすものがありますが、プロである業者に任せればそうしたリスクも最小限に抑えられます。
業者は薬剤の危険性も熟知していますので、素人が使用するよりは極めて低いリスクで薬剤等を使用してくれます。
侵入経路の封鎖も徹底している
ネズミ駆除で重要な「侵入経路の封鎖」も、プロである業者にかかれば完璧にこなしてくれます。
建物内部のネズミを完全駆除したうえで侵入経理も封鎖してくれるため、建物の老朽化などで侵入経路が再発生するまではネズミ被害におびえずに生活できます。
失敗しない業者の選び方
ネズミ駆除ができる業者は数多く存在し、その中から1社を選んで駆除を依頼することになりますので、できるだけ満足度の高い結果になる業者に依頼したいところです。
詳しくは別記事で解説していますので、ここでは「最低限これだけは守って業者を選ぶ方法」について解説します。
- ・最低でも3社で見積もりをしてもらう
- ・費用だけで比較しない
- ・悪質業者にひっかからない
最低でも3社で見積もりをしてもらう
業者に依頼する際には「現地調査」や「見積もり」をしてもらうのですが、この作業は最低でも3社以上に連絡して行ってもらってください。
料金などについては業者のホームページ等で調べられますが、実際にかかる料金は被害状況や建物の状況などで大きく異なります。
そのため、最低でも3社で見積もりを出してもらい、比較することが重要なのです。
費用だけで比較しない
業者を比較する際には、料金の安さだけで決めないようにしましょう。
現地調査時の業者の対応や説明の十分さ、業者の業績や施工実績など、さまざまな比較ポイントがあります。
満足できる結果を出してもらうためには、料金以外の部分でもしっかりと比較することが重要です。
悪質業者にひっかからない
ネズミ駆除業者の中には、いわゆる「悪質業者」と呼ばれる厄介な業者が存在します。
以下の特徴があれば悪質業者である可能性が高く、満足とは程遠い結果になる可能性がありますので避けるようにしてください。
- ・訪問販売や電話販売でセールスしてくる(普通の業者はしません)
- ・現地調査を迫る
- ・やたらと不安を煽ってくる
- ・見積もりを出さない、あるいは不明瞭
- ・料金が相場よりも大幅に安い、あるいは高い
- ・大幅な値引きや期間限定キャンペーンを前面に押し出す
- ・不要な設備設置まで売り込んでくる
- ・他の業者を悪く言う
- ・契約を迫る
まとめ
ネズミを駆除する方法は「自力」と「業者に依頼」がありますが、おすすめなのはやはり業者に駆除を依頼する方法です。
自力での駆除は不可能ではありませんし、道具の入手や作業も決して難しいことではありませんが、完全に駆除し、侵入経路の封鎖も完璧に行えるかというと疑わしい部分が大きいです。
業者に依頼すれば相応の費用はかかりますが、完全駆除を実現してくれるところが多いので費用対効果は高いです。
悪質業者に引っかかることなく、優良な駆除業者を選定してください。