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ネズミを追い出す3ステップとは?
- ネズミ駆除の豆知識
- 2019.03.25
一口に「ネズミを駆除する」といっても、そう簡単なことではありません。発生している被害によって細かな作業は異なりますが、一般的な3つのステップであれば説明できます。そこで、ネズミを追い出す3ステップについて解説します。
ステップ①「ネズミを駆除する」
まずは「ネズミを駆除する」ことからスタートします。ネズミ駆除には薬剤や罠、忌避剤などを使用しますが、オススメなのは「忌避剤等の使用」です。
忌避剤とは、その生物が嫌がる成分を含んだ薬剤のことです。駆除の対象となる生物が嫌がる成分を住処にばら撒くことで、対象となる生物にとって住みにくい場所に変えることができ、その生物を追い出します。
ネズミの場合であれば「超音波」も有効です。人には聞こえない超音波によってネズミを追い出すことができれば、人体への影響は最小限に、しっかりとネズミ駆除ができます。
忌避剤や超音波のメリットは「追い出す」という駆除方法にあります。毒エサや捕獲罠は、ネズミの死骸や罠の処分が面倒です。とは言え放置すれば悪臭や病原菌の原因となるため、とにかく面倒なうえに放置できないのです。
追い出す方法であれば死骸などの処分が不要なので手軽です。
ステップ②「ネズミの侵入を防ぐ」
次に「ネズミの侵入を防ぐ」ことです。現状で生息しているネズミをすべて駆除できたとしても、侵入されれば元の木阿弥です。ネズミ被害の再発を防ぐためには、ネズミが侵入する箇所をふさぐことが重要なのです。
ネズミはさまざまな箇所から侵入できます。そのすべてを対策しない限り、ネズミ再侵入のリスクを無くすことはできません。建物をくまなく調査して、ネズミが通れそうな箇所があれば金網やパテなどで補修し、侵入経路を塞いでしまいましょう。
ステップ③「ネズミの巣を除去し、消毒を行う」
最後は「巣の撤去」と「消毒作業」です。
ネズミがいたということは、ネズミの巣がある可能性があります。再侵入を防いでいるとはいえ、ネズミにとって住みよい環境であるネズミの巣はいつまでも置いておくわけにはいきません。早めに撤去してしまいましょう。
そのうえで消毒作業を行います。本体であるネズミを追い出しても、ネズミがいた場所には病原菌が残っている可能性が高いです。住人の健康を阻害する原因となるため、早目に消毒作業を行うべきです。
面倒なら業者に依頼
一口に「ネズミを駆除する」といっても、これだけの作業を、しかも普段触ることの無いような場所で作業しなければならないという面倒さがあります。
そうした手間を省き、しっかりとネズミ駆除及び防除を実現したいのであれば、駆除業者に依頼することをオススメします。

天田 聡

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