ブログ
ネズミの天敵って?ネズミが苦手とする動物や場所について解説します!
- ネズミ駆除の豆知識
- 2019.06.30
今回は、ネズミの天敵についてネズミ駆除の専門業者である弊社が詳しく解説します。
みなさんは、ネズミの天敵と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
よく知られているところで言うと昔から「ネコ」が居るところはネズミの被害が少ないなんて言われています。
実はみなさんがよくご存知のネズミの天敵であるネコ以外にも、自然界にはたくさんの天敵が存在します。
ネズミの豆知識ではありますが、ネズミの苦手な場所や天敵を知ることで、ネズミの被害を受けにくい環境整備に繋がりますから、ぜひご覧になってください。
ネズミの種類や生態について理解しよう
ネズミの天敵についてご説明する前に、ネズミの種類や生態について事前知識を理解すると、ネズミが嫌いな環境整備に役立ちます。
ネズミは、哺乳綱ネズミ目に属する動物に該当し、実はリスやヤマアラシなどと同類の動物なのです。
これらの属性のうち、ネズミと呼ばれる動物は、1,000〜1,800種類にも及びます。
日本における代表的なネズミの種類は、「ドブネズミ」や「クマネズミ」、「ハツカネズミ」の3種が有名です。
ネズミの種類によって、それぞれ生息する場所は多少異なるものの、共通して言えることは「適度に湿気がある暖かい暗闇」を得意としています。
そして彼らは、寒さに非常に弱く、気温が10℃以下の環境では動けなくなります。
さらに、エサを食べ続けないと3〜4日で餓死してしまうのです。
ネズミは意外にも、生息できる環境が限られた、繊細な動物であることが理解できますよね。
極端に寒い場所や、エサが少ない場所は、苦手としています。
▼さらに詳しいネズミの生態を知りたい方はこちら!
ネズミの天敵って?実はたくさん苦手な動物が
ネズミの天敵について、ネコが該当することはみなさんご存知の事実だと思いますが、実はそれ以外にも数多くのネズミが苦手とする天敵がいるんです。
主なネズミの天敵は次の通りです。
<ネズミの天敵一覧>
哺乳類 | ネコ・キツネ・タヌキ・イタチ・フェレット・アナグマ |
鳥類 | ワシ・タカ・フクロウ |
爬虫類 | ヘビ |
このように、ネコ以外にも身近な動物がネズミの天敵として数多く存在しています。
ネコ
ネコは、ネズミの苦手な動物に最も該当する天敵です。
古くから、ネズミ駆除のためにネコを飼うご家庭も存在しますし、ネコ自体がネズミを捕獲する高い能力を備えているため、ネズミにとっては脅威です。
野良ネコではなく、飼いネコでもネズミを捕まえるの?と疑問を持つかもしれませんが、確かに飼いネコの場合、ネズミをエサとして捕獲するのは稀です。
しかし、ネズミにとっては飼いネコも立派な外敵ですから、飼いネコがいるだけでネズミを寄せつけない効果が期待できます。
フェレット
次にネズミの外敵としてご紹介するのは「フェレット」です。
ご存知ない方も多いのですが、野生のイタチはネズミが大好物です。また、野生のイタチではありませんが、ペットとしても馴染みあるフェレットも同様にネズミが大好物。
古くからヨーロッパでは、ネズミの駆除にフェレットを利用していたと言われています。
ネズミもネコだけでなく、フェレットのいる場所には近寄りません。
フェレットのいる匂いを敏感に感じとります。
フクロウ
最近フクロウカフェなど、ペットとしても非常に馴染みのあるフクロウですが、実はネズミからすると天敵です。
野生のフクロウがエサにする小動物のうち、およそ6割がネズミであるという調査結果もあるほどです。
また、フクロウの特性を利用して「青森県弘前市」と「下湯口ふくろうの会」、さらには「弘前大学」とが連携し、ネズミによるリンゴ農家の木を食害から守ろうとした取り組みが話題となっています。
「ハタネズミ」という種類が、りんごの木に食害を与え、ひどいときは1年で5本の木を枯死させるという事態に。
しかし、りんご園にフクロウの巣箱を設置したところ、ハタネズミによる食害が減少したそう。
フクロウは、1日にネズミを2匹、成長期には3匹も食べてくれるため、ネズミ駆除には頼もしい存在です。
参考元:守り神 フクロウ 営巣着々 りんご園 ネズミ食害防げ 青森県弘前市|日本農業新聞
ヘビ
ヘビもネズミが苦手とする天敵。
昔からアオダイショウは、ネズミを好物にしており、屋根裏や床下に入りこんだネズミを退治してくれる存在として、家の守り神として大切にされてきた地域もあったほどです。
しかし、近年都市化が進み、アオダイショウを間近で見る機会は減ってきているものの、ペットとして飼われているヘビも非常に効果があります。
ハムスターも天敵⁉︎
意外に感じるかもしれませんが、天敵ではないのですが、ハムスターを飼っているご家庭にもネズミは近寄りません。
その理由は、ネズミがハムスターの匂いを感じ取り、ハムスターの縄張りだと認識しているからです。
ねずみはもともと縄張り意識が強く、縄張りに侵入してきた外敵を追い払います。
このような性質があることから、ハムスターの縄張りがある場所へ、わざわざ出向くことは稀なのです。
まとめ
ここでは、ネズミの外敵についてその詳細をお届けしました。
外敵が存在することによってネズミ自体を寄せつけない効果もありますし、被害を減少する役割もありますから、ネズミが住みづらい環境を整える上でも重要です。
もちろんネズミが繁殖していて被害が発生している場合には、ネズミ駆除業者に依頼することをおすすめします。
弊社は、ネズミ駆除の専門業者として、ネズミの出張診断やお見積もりを無料で承っております。
9時〜18時までにご連絡を頂ければ、即日対応も可能でございますので、お気軽にお申しつけください。
また、相見積もりのご相談も承っております。