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ねずみ駆除費用の相場をご紹介!安さだけで業者を選んでしまうと危険!
- ネズミ駆除の豆知識
- 2019.03.27
ねずみ駆除の依頼をする際に費用でお悩みの方は多いようです。
「見積書の金額が適正なのかわからない」
「見積もりを依頼するたびに業者を呼ぶのが面倒」
ねずみ駆除は基本料金やパック料金の設定、含まれるサービス内容、訪問回数、駆除の作業内容、保証内容は業者によってかなりバラバラです。もちろん費用が安いに越したことはないのですが、安さだけで業者を選んでしまうと、十分な駆除が行われず結果、追加料金が発生する可能性が高まります。
ねずみ駆除業者を選ぶ上での基本的な相場感と、安い業者を選ぶ場合に認識しておくべきリスクについてご紹介します。
目次
ねずみ駆除の全国的な相場はどのくらい?
ねずみ駆除の相場をまとめたデータは見つかりません。ですので、あくまでざっくりにはなりますが、一戸建て住宅のねずみ駆除の場合10〜30万円ほどの駆除料金になっている場合が多いです。幅がありすぎるという声もあると思いますが、外見が同じタイプの一戸建て住宅でも被害の状況によって作業内容が大きく異なるのです。
業者のレベルによる価格差
ねずみ駆除業者は大手ハウスクリーニング業者、独立系ねずみ駆除専門業者、中小のハウスクリーニング業者、マッチングサービスなどに分類することができます。このような業者の専門性や規模感によっても価格に差が出ます。
大手ハウスクリーニング業者
大手ハウスクリーニング業者で代表的なのがダスキンです。ダスキンではねずみ駆除の料金表を、ネットに公開はしていません。「大手だから高いのではないか?」とイメージをする方が多いかと思いますが、口コミを見る限りそんなこともないようです。都内郊外の一戸建てで15万円を切っている案件もあるようです。また、さすが大手だけありアフターフォローはしっかりしているようでかなり長期的にアフターフォローをしてくれます。駆除の方法についても選択肢が多いので、被害状況に合わせた対策が可能です。
一つ気になるのが、どちらかというと保存療法に近い作業を得意とする面もあるようで、完全駆除ではなく一部駆除+定期メンテナンスというケースが多いように聞こえます。ただ、これは現場の状況にもよるはずなので、無料出張査定時にどうするのが良いか相談すると良いでしょう。
独立系ねずみ駆除専門業者
害虫・害獣専門と謳っている業者はやはり専門性が高く安心できる印象があります。価格的には特に変わることはありません。一戸建ての場合はだいたい10〜30万円ほどの幅の中で、多くのパターンは20万円前後で収まる場合が多いようです。専門性が高いだけあって飲食店や商業ビルなど、大規模なねずみ規模にも対応しているのが特徴です。
中小のハウスクリーニング業者
中小のハウスクリーニング業者がねずみ駆除も行なっている場合があります。このパターンの業者はホームページ上で料金を明示していないもしくは、異様に安い最低料金を提示しているパターンが割と多いです。例を挙げると「完全撃退30,000円〜」というようなケース。もちろんそういう業者が全て悪い業者というわけではありませんが、見積もり後の価格が安いことはあまり期待しないほうがいいでしょう。というのも、多くのハウスクリーニング業者で、ねずみ駆除に関して下請けに丸投げ外注をしているケースが多いからです。
ホームページ上でねずみ駆除に関する専門的な説明が少ないような場合は、自社でノウハウを持っていない可能性が高いと考えていいでしょう。それならば直接専門業者に頼んだほうが安くなります。
また、自社で行なっているケースでも、完全駆除にならないケースもあるので、どこまでの駆除が可能なのか、アフターフォローはどうなっているのかを見積もり時にしっかり確認しましょう。
マッチングサービス
最近増えているのがこの業態です。いわゆるたくさんの業者を紹介しているサイトで、ここからねずみ駆除業者に発注が入った場合、手数料を業者から徴収するビジネスモデルです。
また、ねずみ駆除の専門企業のように装って、実はマッチングサービスだったというケースもあります。この場合たくさんの下請けに発注をしないといけない関係上「激安ねずみ駆除7800円〜」のような目を惹く価格で集客をする傾向にあります。そんなに安く駆除ができるわけはないので、結局は10〜30万円程度はかかることになります。
地域の特性による価格差
地域別の価格差というのは、実はそれほどありません。なぜならねずみ駆除に使用する薬剤や道具などを仕入れる価格は、日本全国どこでも同じだからです。
都市部では地方に比べて狭い家が多いため、坪単価で見ると割高な駆除料金に感じることがあるかもしれません。あと変わるとすれば人件費です。ものすごく短い工程で済んだような場合は、人件費がかからないので価格が安く抑えられる場合があります。しかし多くのケースでねずみ駆除には数ヶ月かかりますので、10〜30万円程度は見ておく必要があります。
被害の状況で見積もり費用が変わる場合もある
ねずみ駆除の料金は建物の被害状況で大きく変わります。ねずみがどこから出入りして、どこに住んでいて、どのような被害があるのかの現地調査で重要です。
建物の構造
ねずみ被害はねずみが外からやってくることによって発生するので、まずはどこから出入りしているのかを見極める必要があります。多いパターンとしては
・エアコンの管を通す穴の周りをかじって隙間から侵入してくる
・住宅の外壁の下の土を掘って侵入
・古い住宅の劣化した壁の隙間から侵入
・住居床下の換気口の隙間
・玄関の上がりかまちの隙間
上記のように、ねずみ自身がかじる等の行為で隙間を開けやすい場所、もしくは住宅の老朽化や施工時の不備によって隙間が空いている場所はねずみの侵入経路になり得ます。このような侵入経路を全部塞がなければたとえ、一時的にねずみを駆除できたとしてもまた別のねずみが侵入するため被害が無くなりません。そのため、ねずみの侵入経路がどこなのか経過観察をするのも重要な作業工程の一つです。
被害の程度
次に被害の程度ですが、塞がなければいけない侵入経路が多い場合はそれだけ工事費用が多く発生することになります。また、ねずみが大掛かりな巣を作っている場合は殺鼠や消毒にかかる薬剤の量も増えますし、期間も必要です。また、ねずみが多いということはそれだけ出入りする場所も多くなっている可能性がありますので、全ての新どが経路を発見し、それを塞ぐまでには長期的な取り組みが必要です。工事の規模、駆除にかかる期間が拡大するほど料金はかさみます。最初の見積もりでどこまで含んでいるのかはしっかり確認しましょう。
駆除方法の違い
ねずみ駆除は一時駆除と完全駆除に分けられます。一時駆除は読んで字のごとく、ねずみの一時的な駆除のことでその時発生したねずみを退治し、侵入経路を塞ぐという方法です。これに対して完全駆除は家屋へのねずみの侵入経路を見極めるために、ある程度の期間行動パターンを観察し、経路を確定後施工と駆除を行います。駆除後も経過観察がしばらくの間続くケースが多いです。
当然完全駆除の方がねずみの害を長期的に防ぐことができます。一時駆除の場合は根本的な解決になっていないので半年くらいしたらまたねずみが発生するというケースが多いわけです。料金は完全駆除の方が高く、やはり10〜30万円程度です。提示された金額があまりにも安い場合は、一部駆除の金額ではないかと疑った方がいいかもしれません。
安さだけをウリにする業者は結果的に費用やリスクが高くなることも
10〜30万円程度はかかりますよとしつこいくらい繰り返しましたが、中には1万円を切るような価格でねずみ駆除ができると謳っているケースも見かけます。こういった業者を選ぶ際には費用やリスクが最終的に高くなることを肝に命じておいた方がいいでしょう。
交通費や移動にかかる費用が別になっている
ネット上で1万円を切るような激安価格を提示している業者は、マッチングサービスである可能性が高いです。ネット上で広告をたくさん出して、目を惹く価格で集客を行います。そして、実際に現場に行くのは外注業者です。
日本全国どこでも拠点があると謳っており、ホームページ上に全国の都道府県の市区町村名が載っていますが、実際にはその市区町村内の業者とは限りません。その市区町村内にマッチングサービスと提携している業者がいなければ、遠くの県庁所在地の業者がやってくることになります。すると当然交通費は高くなります。
また、ねずみ駆除業者はマッチングサービスの規約で基本料金を抑えられているため、交通費や人件費を実費としてがっつり上乗せしてくるケースも考えられます。
もちろん、こういったケースはマッチングサービスに限ったことではありません。全ての激安業者であり得ます。
追加費用があとになって請求された
作業をしてしまった後に料金を後出し請求される可能性というのもあります。まともな業者であれば、作業をする前に事前に説明をし同意を取るはずですが、中には断れないのをいいことにどんどん料金を上乗せしてくる業者もいます。ですので、見積もりの段階で、どこまで料金に含まれているのか確認して下さい。見積書に書いていない追加料金が発生する作業をする場合は、必ず事前に同意を取り追加の見積書を出すようにお願いしましょう。
調査がいい加減におこなわれる可能性
駆除方法の違いの項で前述したように、あまりに安いねずみ駆除業者は一時駆除の工法の可能性があります。当然経路特定のための観察の期間は短く済み、その時点で出入りしているねずみを駆除して、目に見える穴を塞ぐだけですから、駆除の期間も短く費用も安上がりです。
しかし、根本からねずみの被害を断ちたいのであれば、一時駆除では意味がありません。結果何度も駆除依頼をすることになり、費用もトータルではかさみます。
お客様への説明は丁寧か?
安かろう悪かろうという言葉が示すように、適当な業者も一定数います。特に紹介料をたくさん抜かれてしまい、しかも安い料金設定の場合、モチベーションが低く適当な対応をされる可能性があります。対応が悪い業者は避けた方が無難です。
保証期間の有無
ねずみ駆除の保証期間は業者によってまちまちです。3ヶ月、半年、1年程度が多いですが、特に補償について触れていない業者もいます。完全駆除をしてくれる業者の場合は保証期間があり、一時駆除の場合は保証期間がないと考えれば良いでしょう。完全駆除の場合はその分料金が高く、そもそもの駆除作業期間が長いです。一時駆除の場合は単価が安いためねずみ発生都度料金を取るビジネスモデルということなのです。
もちろん一時駆除で事足りるケースもあります。ですので、あくまで完全駆除をする場合に、保証期間が重要になります。駆除作業完了後にねずみが発生した場合にどのような対応をしてくれるのかしっかり確認しましょう。保証期間ありと言っても、単に殺鼠剤を設置して帰るだけの業者もいますので、それが意味のある保証なのか見極めなければなりません。
リスクの少ない信頼できるねずみ駆除業者を選ぶには?
一度の発注でねずみの被害を長期間食い止めることができ、料金的も適正で不測の追加料金等が発生しづらい業者を選びたいものです。そのようなリスクの少ないねずみ駆除業者はどのように選んだらいいのでしょうか。以下にポイントをまとめました。
社歴の長さ
社歴が長いということはそれだけ実績があるということです。さらに技術力のある作業員や、信頼できる下請けを多く抱えている可能性が高いので、安心して発注できます。
業者の実績や雰囲気がホームページから伝わるか
ホームページから会社の雰囲気がわかります。社長をはじめ作業に来る作業員のプロフィール等も見れる場合があります。そこまで個人的な内容がなくても、ねずみ駆除について専門性が高そうな記述があるか、駆除実績などが掲載されていると安心できます。
マッチングサイトの場合、駆除レベルにバラつきが出やすい
前述したような1万円を切るようなねずみ駆除を謳っているマッチングサイトの場合、売り上げの30%程度を実際に駆除に行く業者から紹介料として徴収しています。ですので業者としては、マッチングサイトから受注した案件に対してコストをかけずらくなります。サービス内容が低下しがちなのです。
また、特定の業者ではなくその時に空きのある業者に発注するため、クオリティが安定しません。マッチングサイトは施工管理までは行わないのです。
見積書の明細はわかりやすいか
見積書の記載方法があまりにざっくりで、内訳がわからない場合はしっかり質問しましょう。見積もりの根拠がいい加減な可能性がありますし、追加料金が発生する場合が明記されていないのも不安です。保証の条件や訪問回数、作業員の人数、見積もりが適用になる工事期間などはしっかりチェックしましょう。
頼んで良かった!と思えるねずみ駆除なら、ネズミメンテナンスにおまかせ
ネズミメンテナンスでは自社ホームページでの集客に力を入れており、広告費を抑えることによってネズミ駆除の料金を他社より抑えることに成功しています。コストを下げた分安くなっているだけなので、ネズミ駆除自体に手抜きがあったりということはありません。保証やアフターフォロー、作業タイミング、施工に関する詳細など、お客様が納得いただけるまでご説明させていただきます。もちろん現場を拝見しての見積もりは無料です。