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ねずみ駆除の相場と業者を選ぶ際に押さえておくポイント

ネズミ駆除
2019.03.25

ねずみ駆除は日常の生活にはそれほど馴染みがありません。いざ駆除が必要になった際にも相場感や業者の選び方がわからないという方が多いでしょう。ねずみ駆除を依頼する際に押さえるべきポイントをご紹介します。

ねずみ駆除の相場は?

ねずみ駆除は完了するまでに時間がかかるため、長期間に及ぶ作業を経て最初考えていたのより高額な費用になってしまったというケースは十分考えられます。住んでいるねずみの生息状況にも左右されるため、同じような建造物でも駆除の難易度違うのです。費用を抑えようと思って少ない駆除回数の安いプランを選ぶと、結局駆除が完了しない危険性があるので、ある程度費用をかけてでもしっかり駆除する心構えが必要です。

1戸建てだと大体20〜30万円が目安

多くの業者で坪単位の料金を提示しています。例えば1坪のスペースを3回駆除作業に来る駆除料金で1万円弱といった設定があります。これだと確かに「激安ねずみ駆除1万円〜可能!」といった打ち出し方が可能です。

しかし、実際にねずみ駆除を頼むケースでは一戸建てのケースや、アパートやマンションなどの集合住宅のケースが多いです。1坪の面積の住宅というのは基本的にありえないので、基本的には20坪程度の料金はかかると考えたほうがいいでしょう。

ねずみ駆除の料金算出方法は業者によってもだいぶ異なります。基本料金は安くても作業費用として実費がどんどんプラスされるケースもありますし、一見高額に見えても追加料金があまりかからない仕組みになっていたりと様々です。見積もりを取ることが非常に重要で、できれば内訳を公開してくれる業者を選んだ方が安心です。また、作業後に追加で発生する費用があるか、あるとしたらどういうケースかも確認が必要しましょう。

一戸建ての場合、見積もりの段階では20〜30万円が目安になるでしょう。あまりに安すぎる場合には、追加料金がないか、本当にプロフェッショナルな作業員が来るのか等の疑問符がつきます。高額な場合には内訳をしっかり見せてもらい、作業内容と趣旨を確認しましょう。高くても内容がしっかりしていれば納得できるケースもあるはずです。

客の予算内に収めようとする業者よりも、「ねずみをしっかり駆除するためにはこれくらい必要です」と論理的に説明してくれる業者の方が安心です。

本当の最低価格は10万円くらい

基本的に1回で済むねずみ駆除作業というのはありえません。例えば殺鼠剤をまく、ねずみの死骸を回収し、薬剤を撒く、出入りする穴を塞ぐなど、効果が出るまでの期間も必要ですので、期間と回数が必要です。

全部駆除でなくて一部駆除でよく、小屋のような小さい建造物のねずみ駆除でいいような場合は、安く抑えられる可能性はあります。それでも大体10万円くらいは見ておいた方がいいでしょう。

特別安くなる場合は?

例えば、新築の家などでごく最近ねずみが穴を開けて出入りを始めたばかりという状況であれば、費用が抑えられるかもしれません。家の中に巣を作っておらず出入りの経路が特定が楽であれば、殺菌をして穴を塞げばねずみを駆除できるでしょう。とはいえこういうケースはそれほど多くありません。やはりある程度年数を経た木造家屋に住み着いているケースの方が多いのです。

大手のねずみ駆除が高額になる理由

ねずみ駆除で大手といってもピンとこない方も多いかもしれませんが、ハウスクリーニング業者と考えれば良いです。例えばダスキンやユニマットなどが挙げられます。いわゆる街中の個人業者や中小のねずみ駆除業者に比べて割高な場合が多いです。高額になる理由としては、全国に拠点があるためエリアによって当然赤字の事業所もあり、その分を埋めるためというのが一つ。あとは広告費用をかけているため、地元密着の中小よりも高コスト体質であることが挙げられます。ねずみ駆除の技術的にはどの業者もそれほど変わらないのが実情ですが、大手だと顧客対応はしっかりしているケースが多いです。

そもそもねずみ駆除を依頼するべきかどうかがわからない

「ねずみの糞らしき物体とか足跡が聞こえるような気はする」「でも実際に姿を見たわけではないからねずみ駆除を依頼するべきかどうかがわからない」という方は多くいらっしゃるはずです。少しでも気になったら無料の出張診断をしている業者を探してプロに見てもらった方が無難です。実際にねずみがいた場合、放置していると病気や火事の原因になります。

ねずみの被害

ねずみ駆除を行わないとどのような被害があるのでしょうか。健康面と物理面両方で大きな危険があります。

健康被害という面で言うと、前述のノミやダニによる病気の媒介が挙げられます。主に皮膚炎を引き起こし、ねずみ被害とノミやダニよる皮膚炎の被害数は比例していると言うデータがあります。また、サルモネラ菌やE型肝炎、広東住血線虫などの原因にもなり古くはペストで猛威を振るいました。ノミダニ以外のねずみ由来の病気の被害は決して多くはありませんが、人間の健康にとっていい影響がない害獣であることは間違いありません。

また物理面では電源コードをかじることで電子機器の破損を引き起こします。またかじられた電源コードから出火して火事になるケース、また電源や発電機器にねずみが小便をしショートして故障や火災につながるケースもあります。現代のビルでは全館にネット回線や電子機器関係のコード類が引かれているため、ねずみの発生は深刻な被害を及ぼします。また、ガス管をかじることでガス漏れや火災になるケースもあります。

ねずみがなぜコードをかじるかというと、歯の長さを調整するためです。げっ歯類は、人間でいうと爪のように歯が伸び続けるため、物をかじることで長さを調整しているのです。コードだけでなく木の柱や土台もかじるため、住宅の耐久性や耐震性にも被害を及ぼします。

ねずみ駆除の金額の決まり方

ねずみ駆除の金額は、基本的には駆除する場所の広さと作業の工程および、訪問回数で決まります。しかし、住居の状況によってもかなり違うので、小さい家だから安いだろうと考えるのは間違いです。古い家だとねずみが侵入する隙間が多いので工事箇所が増えますし、被害状況によって金額は変動すると考えましょう。

ねずみ駆除の見積もり書の見方

ねずみ駆除の見積書は大体4項目の内訳に分かれているはずです。

・基本料金

・防鼠工事費用(穴を塞ぐ工事)

・トラップ設置、回収費用

・消毒作業

・出張費

しかし、これを見ても金額以外に何もわからない人が多いでしょう。大切なのは、この見積もりに含まれている実際の作業を確認することです。

・基本料金に含まれている訪問回数は何回なのか

・保証期間およびアフターフォロー

・追加で料金がかかるケース

・何人で作業に来るのか

・1回あたりの作業時間

・作業で効果が得られなかった場合の策

・毎回の作業後の報告の方法

このあたりをしっかり確認しておかないと、後々料金のトラブルになったり満足いく駆除が得られなかったりします。生き物を相手にしているので、不慮の事態というのも起こり得ます。状況についてその都度教えてもらえるかどうかも重要です。

作業員と修理現場の距離

ねずみ駆除の現場と作業員が待機している事業所の距離が近ければ、出張費は安くなります。移動時間が長くなれば当然移動中の人件費はかさみますし、ガソリン代もかかるでしょう。遠い現場であれば高速代も発生します。作業員を外注している会社にとってはこのコストは死活問題です。

大手の場合は出張費が高い傾向にはあります。担当しているエリアが広く案件が多いため、自社で直雇用している作業員だけでなく、派遣や外注頼みになっているからです。実際の作業内容には違いはありませんので、住まいに近いねずみ駆除業者に頼んだ方がいいでしょう。また、近ければ無料で現場を見に来ることに対してのコストがかからないので、業者の対応も良くなる可能性があります。

依頼するねずみ駆除業者の業態

ネット上でヒットするねずみ駆除業者は、大手ハウスクリーニング業者、独立系ねずみ駆除専門業者、中小のハウスクリーニング業者、マッチングサービスがあります。料金としては大手ハウスクリーニング業者>マッチングサービス>独立系ねずみ駆除専門業者=中小のハウスクリーニング業者というイメージです。この料金差の原因の一つが集客におけるコストをどれだけかけているかということなのです。

直接案件か紹介案件によって変わる集客コスト

インターネット上でのマッチングサービスとは、マッチングサイトに集まったお客様から自社のねずみ駆除を利用してもらおうと誘導する業態です。紹介案件に当たります。まっぱtチングサイトには紹介手数料として売り上げの10〜30%を支払わなければなりません。この高額な手数料を払ってでも集客をしたいと考えるほど、直接案件を掴むのは至難の技なのです。

自社のホームページからの問い合わせを増やすためには、インターネット上のリスティング広告やSNSでの広告戦略を実行する必要があります。しかし、ねずみ駆除業者自身がこのような広告戦略を実行するのは知識としても業務負担的にも難しいのが現実です。それならばプロに任せて集客をしてもらうか、横のつながりで顧客を紹介してもらうのが、効率がいいということになります。

ねずみ駆除の種類

ねずみ駆除にはどのような種類があるのでしょうか。ねずみの種類や建物の状況によっても駆除の方法が異なります。

ねずみの種類

現代の都市部のねずみは9割近くがクマネズミです。クマネズミは以下のような特徴があります。

名称:クマネズミ

体長:15〜20cm

食べ物;植物(特に穀物、種子)

生息地:ビルの内部、特に高層階、壁や天井裏

警戒心:非常に強い、殺鼠剤が効き辛い

都心部では密閉性の高いビルが多く、年中温度や湿度が変わらないためクマネズミには非常に住みやすい環境になっています。現在ねずみ駆除の対象となるのはほぼクマネズミです。知能が高い上に警戒心が強く、殺鼠剤に対する耐性があるスーパーラットも登場しているため、駆除にかかる期間や難易度は高めです。

名称自体はドブネズミの方がよく聞くかもしれません。全体の10%程度ですが都市部にも生息しています。

名称:ドブネズミ

体長:22〜26cm

食べ物;動物性のもの

生息地:植え込み、土の地下、下水、ビルの低層階

警戒心:弱い、殺鼠剤は効きやすい

都心部でも昭和40年代くらいまではドブネズミが90%程度を占めていました。しかし、下水道が整備され、土が減り、殺鼠剤が効きやすい性質によって、現在では激減。むしろ郊外に増えています。駆除の難易度としては比較的低いですが、公園や植え込みの中に大規模な巣を作ることがあるため、大掛かりな駆除になる場合があります。

また、都心部ではほとんど見ませんが、農村だとハツカネズミによる被害もあります。

ねずみ駆除の作業内容

ねずみ駆除の基本的な作業は

・ねずみを殺処分

・ねずみを追い出す

上記の両方もしくはいずれかで、ねずみを駆除します。イメージしやすいものだとネズミ捕りを仕掛けたり殺鼠剤を使用するという方法です。しかし、クマネズミの場合、知能が高かったり殺鼠剤が効かなかったりするケースもあるため、状況を見つつ対処法を変える必要があります。観察をするためにカメラを仕掛ける等の方法で導線を特定し、経路を塞ぐことで物理的に出入り不能にするなどの対策が考えられます。

1匹ねずみを見かけたら家族がすでに生息していると考えた方がいいので、巣ごと駆除をする必要があるのです。そのためには目についた穴を塞いでトラップを仕掛けるだけではダメで、プロによる経路特定とねずみ自身に家から逃げ出してもらうような対策が有効です。

また、このようなねずみを完全駆除するための行程は時間がかかります。短くても1ヶ月程度はかかると考えた方がいいでしょう。自分で殺鼠剤等を撒いて一時的駆除をするなら1週間程度で作業自体は可能です。しかし、それだと巣自体を撲滅したことにはならないので、繁殖が進めばまたねずみ被害が再開してしまいます。根本からねずみ被害を絶つのであればプロに任せた方が無難です。

また、駆除をした後の殺菌消毒も重要です。ねずみについているノミやダニが病気を媒介するため、死骸が放置されていたり不潔な状態が続くと二次被害の可能性があります。ねずみがいなくなった後は完璧に消毒を行った上で、二度と進入ができないように仕上げをするのです。

ねずみ駆除の依頼をする時期(タイミング)

ねずみの繁殖は春(3〜5月)と秋(9〜11月)に行われます。つまりこの直後はねずみが大量発生するため、ねずみがいることに気付きやすいわけです。しかしこの時に駆除をするのは大変です。数が多いため完全に駆除をするには期間も費用もかかります。

ですので、繁殖が始まる前の冬もしくは夏の時期に行うことが望ましいでしょう。冬の場合は屋内にねずみが滞在しやすいものの、活動の活発さは落ちているので一網打尽にしやすいです。夏の場合は屋内外の出入りが活発になるので、進入経路の特定がしやすく家屋の防御を高めることができます。

まとめ

ねずみ駆除の料金は現場の状況によっても大きく異なるため、実際に見てもらって見積もりを出すまではなんとも言えません!素人には被害状況が外から見てわからない場合が多いので、無料で出張診断をしてくれるねずみ駆除業者にまずは問い合わせましょう。相見積もりを取るのも有効です。金額や内訳が業者によって幅が出ることが予想されるので、費用の大小に加え確実に駆除できそうか、信頼できそうな業者かなどもしっかり判断材料に加える必要があります。

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天田 聡

大手の害獣駆除会社を経て現職へ。Web担当ではありますが現場仕事も大好き。趣味は猫カフェ巡り。

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