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ねずみの生態と習性を種類別に学ぼう!ねずみの行動パターンとは

ネズミ駆除の豆知識
2019.05.27

ねずみがご家庭で発生した場合、ねずみ駆除の粘着シートなどをホームセンターで購入し、駆除してみたものの、なかなか捕らえることができなかったという経験がある方も多いのではないでしょうか。

実は、ねずみにもいくつかの行動パターンがあり、ある程度生態と行動を理解しないと駆除につながらないことがあります。

ここでは、ねずみ駆除におけるねずみの生態と習性、さらには行動パターンについてねずみ駆除の専門家である弊社がお送ります。

ねずみの生態と習性について学ぼう!

ねずみは、生物学的には哺乳網ネズミ目に属する動物で、リスやヤマアラシなどと同じ分類になります。

このうちねずみと呼ばれる動物は、実に1,000〜1,800種類も存在するのです。ただ、日本のご家庭で被害を及ぼす代表的なねずみの種類は、「ドブネズミ」・「クマネズミ」・「ハツカネズミ」と言われています。

ねずみの食性について

ねずみの食性は、「雑食性」と言われており、基本的にはなんでも口にします。人間が食べるものはもちろんのこと、ペットフード、ご家庭で育てている観葉植物の葉なども食べてしまうから驚きです。

それだけでなく、昆虫も食べることもあります。ご家庭でねずみが出没した場合、ゴキブリをエサにしていることも。

下記は、ねずみの種類ごとにまとめた好物一覧表です。

ねずみの種類 好む食べ物
クマネズミ 穀物や果物、昆虫、観葉植物の葉など
ドブネズミ 魚介類や肉類など
ハツカネズミ 種子や穀物類、草や花、小型の昆虫

 

ねずみは、体の大きさと比較すると、かなりの大食漢といえ、1日に体重の4分の1〜3分の1の食事をします。

また、このうち体が最も大きいドブネズミの場合(体重200〜500g)には、50〜80gものエサを食べるから驚きです。

ドブネズミは、体が大きい分、魚介類や肉類などのよりエネルギーを補給しやすい食べ物を好みます。

このように雑食性でなんでも食べるねずみですが、ねずみの種類によって好みの食べ物が分かれます。

ねずみの種類別の繁殖能力について解説します

ねずみは、たくさんの食事をとる分、繁殖スピードも非常に速いです。

しかも多産で成長スピードが速いため、繁殖期も1年を通じて存在し、瞬く間にねずみが増えてしまいます。

以下にねずみ種類別の繁殖スピードと、寿命について一覧表にしてみました。

これをご覧になると、いかにねずみが生命力の強い動物かがわかるでしょう。

ねずみの種類 繁殖期 平均出産数 寿命
クマネズミ 通年(夏にピーク) 5〜6子 1〜2年
ドブネスミ 通年(春と秋にピーク) 8〜9子 1〜2年
ハツカネズミ 通年(春と秋にピーク) 6〜8子 1〜2年

 

このうち、ハツカネズミが特に繁殖スピードが速いことで知られています。

平均出産数こそ、ドブネズミよりも少ないのですが、妊娠期間がドブネズミでは21〜24日なのに対して、ハツカネズミはわずか20日で出産します。

実は、二十日で子を出産するからハツカネズミと言われているという説があるほどです。

ねずみの行動パターンについて学ぼう!

ここまで、ねずみの繁殖能力や食性についてご紹介しました。次に、ねずみの行動パターンについてお届けします。

湿気があり暖かい場所を好み、布やビニール袋などで巣作りする

ねずみ自体は、寒さに非常に弱い動物です。

ご家庭にねずみが侵入する理由には、エサとなる食べ物を求めてということもありますが、その一方で巣作りがしやすい快適な環境を求めて侵入するのです。

ねずみが好む環境ですが、適度に湿り気があり暖かく暗闇、さらに巣作りの元となる新聞紙やダンボール、ビニール袋があるような環境がタイプ。

巣作りをする場所は、ねずみの種類によって異なりますので、以下に表でまとめてみました。

ねずみの種類 巣作りをする場所
クマネズミ 屋根裏や押入れの奥、天袋の中、壁の内側。布や布団の切れ端、断熱材など。
ドブネズミ 冷蔵庫の裏、食器棚の裏側。水回り。
ハツカネズミ 倉庫や、2階の屋根裏、ダンボールや新聞紙など。

 

クマネズミは典型的な、暖かく風通しが悪い場所を好みます。ねずみ全般に言えることですが、光を嫌い、暗闇を好みますので、このような場所に巣作りをします。

ドブネズミは、その名前の通り、湿気のあるドブや台所、トイレの排水管、お風呂場の周辺など湿気のある場所が好み。

冷蔵庫の裏や、食器棚の奥にも巣作りをするため、注意が必要です。

ハツカネズミは、もっとも体長が小さく、大きくても10cm程度。小さいものになると、5cmくらいなので、非常に身軽で電柱や木に登り2階の窓から侵入することも可能。

また体が小さいということは、排水管や数センチの隙間でも家の中へ侵入できます。

ダンボールや新聞紙などが放置されている場合には、きちんと整理整頓をして、ねずみが好む場所を作らない工夫が必要です。

夜行性で日没後と夜明け前に行動する

「ねずみが日中出た」なんて話しはあまり聞かないですよね。そうです、ねずみは夜行性のため、日没後と夜明け前が活動するピーク

この時間帯が、活動のピークでもっとも動きやすい時間帯であるため、夜就寝前などに食べ物を放置する、また室内を整理整頓することが重要になってきます。

また、ねずみは屋根裏などにも潜んでいるため、日没後や夜明け前に天井から「パタパタ」と歩く音が聞こえたら、ねずみの可能性が高いです。

近年、話題になっている「ハクビシン」や「アライグマ」などの外来生物の場合には、「ドタバタ」とさらに大きい音がします。

柱や木材など固いものでもかじってしまう

ねずみの行動パターンとして、柱や木材など固いものならなんでも噛んでしまいます。

なぜ、ねずみが固いものを噛んでしまうのかというと、ねずみの歯は伸び続けると言われており、常に固いもので歯を削っていないと伸び続けて、生活がしづらくなってしまいます。

かじることができない金属類は避けますが、食器棚や柱、木製の家具などありとあらゆる家財道具が対象です。

またときには、ケーブルやガス管、電線などもかじってしまうため、漏電の対象になり非常に危険です。

移動するときは隅から隅を移動する

ねずみが姿を見せる動きの特徴は、壁際や家具の隙間を移動します。部屋から部屋へ移動する際も、壁沿いを移動する習性があるのです。

ねずみは基本的に警戒心が強く、部屋の中央を堂々と横切るような移動の仕方はしません。特に、クマネズミは種類の中でも警戒心が強い傾向にあります。

ねずみの被害が発生すると、多くの場合、天井隅や壁際に、黒く擦った跡や、米粒のような黒色または茶褐色の糞が落ちていることがあります。

これは、ねずみが壁沿いや隅から隅へ移動している証拠です。ねずみの被害がなくても、部屋の隅を確認してみましょう。

また、ねずみ駆除をご自身で行う場合には、ねずみの移動習性を考慮し、部屋の隅に粘着シートなどを設置することが望ましいです。

まとめ

ここでは、ねずみの種類別の生態や習性、行動パターンについてご紹介しました。ねずみが発生したら、駆除をするのは当然のことですが、それ以前に重要なことは、ねずみが発生しない環境をつくるということです。

ダンボールや新聞紙は、きちんとまとめて置く。

ねずみが食べそうな食材をむき出しのまま放置しない。

部屋や屋根裏、倉庫の荷物を整理する。

これらを守るだけでも、ねずみが過ごしにくい環境作りに貢献しますから、ぜひ参考にしてください。

また、万が一ねずみが発生したら今回ご紹介した行動パターンをもとに、早急にねずみ駆除業者に連絡しましょう。ご自身で駆除をしても問題ないのですが、少しでも不安がある場合にはご相談ください。

弊社は、ねずみ駆除はもちろんのこと、ねずみが発生しにくいような工夫としてねずみ侵入口の閉鎖なども行っております。

出張診断やお見積もりは、無料で対応いたしますので、お気軽にお申し付けください。

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渡辺智

ネズミメンテナンスの記事担当。 もともとIT企業でバリバリホームページ等を制作していたが体調壊して転職。現在はネズミメンテナンスのWeb周り全般を管理しています。 好きなものはお酒。

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