
ブログ
ネズミ駆除には「消毒」も必要!ネズミ駆除における消毒作業の重要性について
- ネズミ
- 2018.12.20
皆さんは「ネズミ駆除」と聞くと、ネズミを追い出したり死なせたりしてネズミがいなくなれば終わりだと思っていませんか?ネズミ駆除には他にもいくつかアクションが必要で、その一つが「消毒」です。そこで、ネズミ駆除における消毒作業の重要性について解説します。
ネズミ被害はネズミそのものだけではない
ネズミ被害は、ネズミが存在していることによる被害だけだと思われがちです。しかし、実際には住人に対する被害はネズミ本体のみに留まりません。最大の問題は「ネズミの糞尿」の存在です。
ネズミ被害が存在するということは、建物内にネズミが住んでいたということになります。生物である以上、食事や睡眠だけでなく、排泄も行います。
さて、糞尿と聞くと「悪臭が発生する」というデメリットを思い浮かべる人が多いですが、ネズミ被害による糞尿のデメリットはそれだけではありません。
ネズミはさまざまな病原菌を運んでいる
ネズミはそもそも、不衛生な環境を好んで生活する習性があります。つまり、ネズミの体内にはさまざまな病原菌が存在しているということになるのです。
その病原菌はネズミ本体からも感染する可能性がありますが、排泄した糞尿にも多数の病原菌が存在しています。
放置されたネズミの糞尿は、その場所が生活空間から遠くても天井や壁を伝って病原菌が感染してしまいます。特に体の抵抗力の少ない小さな子供や老人は、その健康被害が顕著に現れやすく、アレルギーなどの原因になる可能性も考えられます。
どのように消毒すれば良いのか?
ネズミ駆除が終わり、再侵入防止が完了したら、消毒作業に入ります。具体的な方法ですが、まずは「天日干し」です。これは可能なものが限られますが、ネズミの糞尿の被害にあったものを日光に晒せば、大抵の病原菌はこれだけで死滅します。
しかし、中には天日干しできないものや場所、天日干しだけでは殺せない病原菌も存在します。その対処法としては「殺菌スプレー」を使用することをオススメします。濃度の高いアルコールやエタノール、無ければできるだけ殺菌力の高い洗剤や除菌スプレーを使用してください。
消毒時に注意すること
消毒作業に際して注意すべきポイントは「感染の防止」です。消毒作業に臨むにあたっては、ビニール手袋(ゴム手袋)やマスクを装着して、病気の感染を防いでください。また、糞の量が多いからと言って掃除機を使うのはオススメできません。